旅の一コマ一コマで
クマオがスマホカメラの
シャッターを切っては言う。
「〇子さん(私の母)に
送ってあげて。」
エアドロップで受け取ると
それを母にラインで送信。
母からは、
「まぁ!素敵」とか
「クマオさんに感謝やね」とか
「クマオさん、いいわ~」とか
♡マーク付きでその都度返信がある。
クマオもそれを意識して
「〇子さん、何て?」と
聞いてくる。
ラインの画面を見せると、
満更でもない様子のクマオ。
そんな終始和やかムードの
旅になった。
今回母に話したことで
何となく母の存在を意識せざるを
得なくなった私とクマオ。
だけどそれがいい監視役というと
大袈裟だが、
笑顔で過ごせた要因になったことは
否めない。
毎度母に送る前提で
「はい、チーズ」とシャッター。
これはもう満面の笑顔を
作るっきゃないのである。
おかげであのクマオのフキハラは
影を潜め、
苦々しい空気は生まれず、
常にさわやかで過ごせた。
恐るべし母。
何だかんだで
やはり強力な私の味方だったんだな。
富山の夜は
秋の味覚を楽しめた。
やはり白エビがおいしい。


