三島神社に封じられているのは?『伊豫国風土記』による大山祇のウソと左遷された百済官僚
『伊豫国風土記』逸文の
「大山ツミ」が、百済から来たなんて記述は、
中央から伊与に派遣された百済系政府役人の捏造。
もともと強い信仰のあった大三島大山ツミを、
藤原勢出自の百済の神と主張したいがために
潤色(文章や話に手を加えて、より良くしたり面白くしたりすること)し捏造した。
原典がなく逸文だけが残される『伊豫国風土記』は、
参照年代がなく信憑性がないと指摘される。
(逸文とは、諸書の考証や注釈の引用のためにあるもの)
現存する『風土記』というのは五つ。
『出雲国風土記』(ほぼ完全な完本として現存)
『常陸国風土記』
『播磨国風土記』
『豊後国風土記』
『肥前国風土記』
これら地理自然環境や土地の状態・産物などが
記されているものと異なり『伊予国風土記』逸文は、
卜部兼賢の著した『釈日本紀』と
僧仙覚が後嵯峨天皇に献じた『万葉集抄』に
載せられているという。
その内容は
(1)道後温泉
(2)天山
(3)御島
(4)熊野岑
上記、四つの説話と神功皇后・斉明天皇の歌。
地名の由来を説く地名説話の典型だそうな。
『風土記』は単に地方の伝承をそのまま記録したものではなく、
かなりの潤色や改変を経たものと考えなければならないという。
記紀に比べれば、
国家的観点からの上辺をつくろい飾る潤色は少ないが、
編纂者により潤色があり「真偽」を検討する必要が高い。
大山積神の記事
越智郡御島の神の名は大山積神といい、
またの名を和多志の神。
仁徳天皇の時代に、【誤】百済国から渡来してきたものとされている。
『古事記』によれば、
伊邪那岐命と伊邪那美命二神の子。
それを山の神としているにもかかわらず、
大山積神が仁徳期に百済国から渡来した神とするのはなぜ???
仁徳期は渡来系氏族が大量に流入した時期。
その情勢を反映し、上の記事が成立。
伊予国と百済との関係は稀薄で、
伊予の百済系文化の存在は、
松山平野に百済式単弁蓮華文瓦など
出土が確認されるものの狭い範囲に限られる。
伊予の渡来系氏族も、
中央派遣の国司の中に百済王敬福や刀利宣令など
百済系官人がいるが、
伊予に土着したものではなかった、と。
つまり、実は伊予に土着した渡来氏族のほとんどは
新羅系(出雲系やん)だった。
このように、伊予および大山積神が
百済と結びつく要素はほとんどない。
『日本霊異記』巻一七
越智郡大領の先祖越智直の記事に
「天智二年(六六三)の白村江の戦いの際、
百済救援軍に参加した越智直は、
唐軍の捕虜となった観音菩薩の信仰によって
帰国できた」とあるのを、
大山祇神社の鎮座する越智郡と
百済の結びつきと指すようにする者もいるらしいが、
【仏教説話集】である内容を信頼するには難がある。
神祇とは無関係。
この当時、仏教は神にかかわる氏族信仰を否定し
成立したものだから、越智直の説話と大山積神とを
結びつけるのは不自然で『伊豫国風土記』逸文の
大山積神に関する記事が仁徳期に百済から渡来してきたとすることは
【事実ではなかった】
と考えて良いとのこと。
この説話は「御島」名の由来を説明するために
潤色されたものであったということができよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とね
三島神社に封じられているのは?
て宿題を家の神官さんにもらっていて、よく考えた。
三島神社は津国から勧請というから、その津国を追うと
瀬戸内海起点の航路に
浪速津、津国=攝津国という順であるのに、
それを逆流する攝津国御島(みしま)に
「百済」から大山ツミを祀るというのは wiki も誤り、
大三島の地名が、攝津の御島からなどという
順を無理矢理説いている。逆だ。
推古2年(594年) :大三島に移るという前の年代は記載がなく、
仁徳年代:『伊豫国風土記』逸文に、百済から大山ツミと記載があるとする。
こんな年代明記もなく、
「大三島より津国が先」で
百済⇒攝津⇒大三島 という流れで
「大山ツミ」は祀られよるんよ、
と年代も入れられん伝聞の記載なん、
最も古い記載のその前に
「いや、こっちはもっと古いんよ」と言い張って捏造できるし
この攝津へ
百済から大山ツミを勧請してから大三島て順番はどうしたって不自然。
百済藤原の独占をさせない結界を古代は三島神社が担っており、
戦前は、伊勢神宮と三島神社で皇室の祭祀を張っていたという。
けれど、、、戦後とうとう
三島神社が藤原、近衛などにはずされ、、、
伊勢のみになった、、、というのでは?
伊勢のアマテラスも
三輪を降ろされた倭姫ヤマトヒメ
(ヒミコ=三島湟咋耳命=タタラヒメの系譜)
を封じられたもの、、、
【最新刊】
ヒミコ暗殺🕖日時,真犯人開示
『ヒミコ殺し 少女神 ヤタガラスの娘と日蝕の暗殺』

海神を奉る謎の歌人〝⻆麻呂〟
枕詞は神託を呼ぶ言霊
より禁忌へ踏み込んだノンフィクション第3弾
初版,重版完売,3版増刷✨
『少女神 ヤタガラスの娘』幻冬舎

学術論文に匹敵「査読」通したノンフィクション
Amazon四冠(考古学,古代史,日本史,ギフト)1位
関裕二先生推薦
神話根元の震源地
誰も踏み込まなかったタブーの核(コア)

