玄関収納で第一印象が変わる理由

 

こんにちは!DIYプランナーの山口恵里です。

 

「空室をなくしたい。」
「一年以上空室がある。どうしたらいい?」

 

そう思ったとき、まず家賃を下げたり、大掛かりなリフォームを考えたりすることが多いかもしれません。

 

 

でも、私はDIYを通してたくさんの部屋を見てきて思うことがあります。

それは、女性が選ぶ部屋は、単に「新しい部屋」だけではないということです。

 

もちろん設備が新しいことは魅力ですが、それ以上に

「ここで暮らしたら心地よさそう」と感じられるかどうかが、

とても大切だと思っています。

 

 

例えば、

・玄関に帰ってきたとき、物が滞留しない玄関。
・料理がはかどるキッチン。
・ゆったりくつろげるリビング。
・服や小物がしっかり収納できるクローゼットや寝室。
・毎日の身だしなみが整う洗面所。

 

そんな毎日の暮らしを想像できる部屋には、人を惹きつける魅力があります。

 

DIYというと、「棚を作る」「壁を塗る」といった作業に目が向きがちですが、
私が大切にしているのは、DIYの先に

 

「どんな暮らしや時間が生まれるか」

 

ということです。

 

収納を増やすのも、壁の色を変えるのも、

部屋をおしゃれにするためだけではありません。

もちろん、お気に入りのインテリアになれば毎日がもっと楽しくなります。

 

でも、そのためには「おしゃれ」と「使いやすさ」の両方が大切だと思っています。

 

今回の物件でも、その考え方を大切にしました。

 

 

 

玄関扉の横には、幅30cm・奥行40cmほどの小さなスペースがあります。

 

北海道では、除雪用のスコップを置く場所というイメージかもしれません。

でも私は、この限られたスペースにもっと可能性があると考えました。

 

 

この玄関は幅が約120cmありますが、収納がありません。

そのため一般的には下駄箱を置くことになります。

 

 

しかし、そうするとせっかくの広い玄関が約80cmほどになり、

圧迫感が出てしまいます。

 

 

そこで今回は、そのデッドスペースに
高さを自由に変えられる可動棚を設置しました。

 

 

 

棚板は10枚。

女性用の靴であれば、前後に収納することで約20足収納できます。

棚板の高さを変えれば、長靴やロングブーツにも対応できます。

 

 

 

「今あるスペースの可能性を引き出す。」

 

これはDIYだからこそできる空間づくりだと思っています。

その空間で過ごす人が、毎日を少し気持ちよく過ごせるように。

どうしたら使いやすいか。
どうしたら過ごしやすいか。

そんなことを考えながら、一つひとつの提案をしています。

 

 

 

 

「何かを作る」ことよりも、「どんな暮らしのために作るのか」を大切にしたい。

空室改善も同じです。

設備を新しくすることだけが答えではありません。

その部屋の魅力を見つけ、住む人が自然と暮らしをイメージできる空間へ整えていくこと。

まだまだ、この家にも可能性があります。

 

 

ここでゆっくり本を読みたい。

友達を呼んでおしゃべりをしたい。

帰宅したらコートやバッグをさっと片付けられる。

 

そんな暮らしが自然と想像できる部屋は、
「住みたい」という気持ちにつながっていくのではないでしょうか。

 

私はDIYでの改装を「部屋をきれいにするための作業」ではなく、
暮らし方をデザインするための手段だと考えています。
 

「この家なら気持ちよく暮らせそう。」

そんなふうに感じてもらえる空間を、これからも楽しみながら考えていきたいと思います。

 

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