数年前に行った事があったあの大きな木の姿を思わず思い出したよ。 | サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

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この間紹介した「ランニングマン」に続いて翌日観に行ったのが、今回ご紹介する東野圭吾原作の「クスノキの番人」

 

東野さんの作品としては珍しくアニメという作品だったんだが、アニメにしかできない表現というものがあったのだろう。

物語は単純だ・・・・、主人公の青年が突然現れた伯母という女性に、とある場所にあるクスノキの番人を任せられる事になる。

それまでシングルマザーの家に育ち。

悪い仲間達との縁も切れない弱い自分がいて、働いていた工場では盗みの濡れ衣まできせられて、困っていたところに身元引受人として現れたのが、亡き母親の姉という伯母の存在だった。

 

大きな1本のクスノキの元に連れてこられた青年は、叔母から奇妙な約束事を話される。

 

ここへ来て祈りを捧げている最中に、決して覗いてはいけない触れてはいけないそんな風な事だ。青年は衣食住を与えられただけでも喜ばしい事だと、軽くその役目を担うんだけど・・・・

ある日彼の元へ現れた男。

 

その男の予約の電話を受けて、外で待っていた青年は男を迎え入れて、男がクスノキの元へ向かうのを見送る。

建物内に入ろうとした時に、ふと誰かの存在に気がついた青年は、男を追うその誰かを追いかけて森の中に入っていくんだが、照らされた明かりに映り込んだのは、ひとりの若い女の子の姿だった。

彼女はそれに気づいてすぐさまその場を後にするが、青年の耳に聞こえてきたのは不思議なメロディーだった。

 

その後もこの女の子を見かける事があり、それが元で青年はこの不思議な祈りの場所であるクスノキの秘密を知っていく事となる。

 

物語の中にはそれ以外にも、このクスノキの元にやって来る人達との出会いがある。

 

いつも行く馴染の銭湯で出会った高齢男性。

 

そしてここへ来るまで勤めていた工場の社長の息子。

 

この息子は何故か他の人と違って、あまり乗り気ではない様子で・・・それが何故なのかは後に明かされることとなる。

 

 

このクスノキがどんな意味でこうした人々と関わっていくのか。

わざわざ遠くからここまで通う意味とはなんなのか・・・、原作を読まれている方は知っていると思うが、私は原作を知らないで劇場へ足を運びました。アニメではあるけれど、やはりこれまでの東野圭吾さんの世界感が漂っているなってそう思いました。

 

東野さんといえば、「白夜行」や「容疑者Xの献身」とか「流星の絆」等ヒューマンドラマをテーマにしたようなそこに推理も入るような作品が有名で、映像化すればその殆どがヒットを飛ばしている。

又それ以外にも、「ナミヤ雑貨店の奇跡」など不思議な人々との繋がりを持つ、奇跡の物語なども多い。

 

私もよく映像作品を拝見しているのだが、今回のクスノキの番人はナミヤ雑貨店にも通じるジャンルの作品だと思いました。

クスノキの元に集まるのは、その人生において何か悩みを抱えた人々なのだが、これまでもこの木の番人を担ってきた人がいたということは、それだけ多くの物語があったのだとわかる。

青年の前の担い手がいなくなったことで、それに代わって青年が後を任される事になったんだが、叔母がどうしてこの役目を与えたのかその深い意味は映画を観てもらえればわかると思う。

 

ホテルチェーンの運営でも有名な社長でもある叔母は、どうしても償えない思いを抱えていた。その事を青年に託そうともしていたのだが、若さの至りでついついあの男の秘密を知ろうとしていた女の子にそそのかされて、青年は伯母との約束事を破ってしまう。

 

あの女の子は男の娘で、決まった日に何故か帰りが遅くて、父親の浮気を疑った娘が父の跡を追いかけてクスノキの元までやって来たということだった。最後まで浮気を疑い母親が可哀想だと、相手の居所を知ろうと青年に協力を頼み。

青年は女の子と行動をする内に、段々とクスノキと人々の祈りの謎を解いていくが、それが最終的にはとても神聖なことで、簡単に触れてはいけない出来事なのだと知っていくことになる。

 

伯母はそんな青年を厳しくどこまでも教育していくんだが、何故かそこにも愛があり・・・青年を様々なところへ連れだしたり、生きていく過程で大切なことを諭していく。

 

今まで親にも叱られたことがなかったような青年が、叔母からの強い口調にたじろぎながらも、もう行く当てがない自分だからとここでの生活を受け入れたのだが、ある日電話で叔母が青年にホテルに泊まって自由に過ごしてよいと提案してきた時には、その事が何を意味するのかまだ青年は知らないままでいた。

 

東野さんの物語には、只ミステリーとか謎解きだとかだけではなくて、そこに関わる人々の関係性や心の内も丁寧なほどに描かれていると思う。この物語もただ1本の田舎にあるクスノキの元で祈りを捧げる人が、何故そこに集うのかどんな祈りを捧げているのかという。

ちょっと見ホラーな感じであっても、実はそこへ来る人々がどうしても叶えたい事があり、それはそんなとんでもない夢でも思いでもなくて、唯々普通に生きている中で長じる些細な出来事でもあり、それこそが本当に大切な思いなのだということだ。

 

 

上手くいけば大きな喜びにもなり、大きな不幸を招くことにもなる

 

 

伯母の言葉にその祈念の深い思いを青年は知ることができるのか。

祈りと再生というテーマで、人々の伝えたい思いが描かれていく。

 

けっしてカッコいい青年ではなくて、どこにでもいそうなひ弱で優しすぎる登場人物。うまくいかない事もついつい誰かのせいにしてしまうような。そんな青年がここへ来て、少しずつ成長を見せていく。

 

この映画を観ていて思い出した事があってね。

 

 

九州にもなかなかりっぱな楠の木があるんだよ。ウインク

 

 

 

これは2018年にバスツアーで行った時のブログでも紹介したが、佐賀県にある武雄神社にある大楠

 

なんだか映画の世界に出てきたような木でしょ。

 

この神社の家紋がうちの母親の実家の家紋と同じでね。

ここへ行った時にとても縁を感じたんだが、神社の裏へ回って坂道を登った先にあったのが、この大きな天然記念物の大楠というわけだ。

 

近くまで行く事はできないが、御神木ということもありその存在感は凄かった!(笑) もし温泉地でも有名な武雄の地に行かれることがあれば、是非訪ねて欲しいパワースポットだよ。上差し

 

実はね、原作者の東野さんはここだと公言はしていないそうだが、やっぱり武雄神社の大楠のことをあげられるファンの方もいるようだよ。

もう1ヵ所は熱海にある来宮神社の楠だとも・・・・

でも私的にも原作に近いものであれば、武雄神社の方が似てないかと思うけどね。

 

画像では得られないその雄大で神聖な気持ちが、ここへ来れば得られる。私も映画とは別に、もう一度行きたい場所になっていたんだ。

今後機会あれば行くと思うよ。キラキラ

実はこの時の旅では、いろんな意味でいい御縁を頂いていたんで、巡った神社をもう一度訪ねたいなと思っていたところなのだ!

 

そして本当は教えたくない場所でもあるかも、にひひ

因みにここには映画に出てきた可愛いフクロウさんの姿はありません。でも本当はいるかもしれない、あのアニメの鳥さん・・ぬいぐるみとかないのかな?ほんわか

 

ちょっと大変な登りの坂だけど、行ってみる価値はあると思いますよ。

但しゴミ等は持ち帰り、決められた場所からだけ眺めて下さいね。

決して柵の先には立ち入らない事。ニコニコ

 

そして劇場鑑賞の日

 

頂いたのがこちらの入場特典の冊子。

 

中には主人公達のちょっとした小説が綴られていました。しかも32ページもあります。こちらの劇場情報では、配布が終わったと出てないのでまだやっている可能性はあります。

 

あなたの劇場での情報を調べてみて下さい。ほっこり

 

 

 

 

 

そうゆうお年頃なのかな・・・・、

近頃映画とか観るとね、涙うるうる溜めちゃうんだよ。(笑)

時には流れちゃうこともある。人生登ってきた感じかな・・・・・バックに流れる音楽もいいんだよ音譜

 

このアニメの声優キャスト達もなかなかな人々なので、是非楽しんで下さい・・・・。

 

そしてこんなPVもみつけました。

 

ここではどうやら武雄神社の大楠が使われたようですね。ニコニコ

 

 

これは数年前に小説が発売された頃のPVです。