異端者の家 | サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

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土佐の脱藩歴女が、いろんな歴史の旅と日常を綴ります。
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もしも不意に声をかけた相手や相手から声をかけられた時、初めて会うのにその人物がとても好印象な感じにも思えたら。

あなたは何パーセントその人の事を信用できますか?

 

 

とある宗教の布教活動をしていた若い2人の娘達が、教会から訪ねるようにとメモを渡されてその家を訪れた時。家の主である男はにこやかに彼女らを家に迎え入れる。

 

彼女らは一応は女性という事と、相手が男性であることで一瞬玄関前でお話をというのだが、今妻がパイを焼いているといって2人を信用させて、上着を脱がせて妻に声をかけてきますと部屋を一旦退場する。

ここまでが映画「異端者の家」の冒頭となるのだが、意外に用心深かった2人は・・・どことなく居心地の悪い思いを感じ始めてその場を立ち去ろうとするのだが、

 

(劇場入場者に配られたブルーバリーパイのシール)

 

この物語は、森に囲まれた一軒の家を訪れた2人が、その家に入った途端に家主の男の巧妙に仕掛けられた罠にはめられて、二度と外に出られないとした閉じ込められた立場となり、そこから知恵を使って男と対峙する事となるサスペンス映画である。

 

男は異様に宗教というものに対して攻撃的な持論をぶつけてきて、2人の心を揺さぶり続け時に彼女らの観察を記録としてメモに残していく。一体この男は何者で、何を望んでいるのか・・・

 

現題名の意味は「異端者」

 

 

調べたら原作はないようで、映画の為のオリジナルだったのかなと思いました。男から逃げる為に家の奥の部屋に入った2人が、いつの間にか男に追い詰められて逃げ場を失い。男の言うままに目の前の2つの扉のどちらかを選ぶ事となる場面。

ここからがいよいよこの映画のミステリーでサスペンスな場面展開へと向かいます。上差し

 

主演は男・リードを演じるヒュー・グラント若かりし頃は甘いイケメンで、日本ではイギリスのBL的映画「モーリス」で話題となり、そこから人気が急上昇となって様々な映画作品でもおなじみの人となりました。ウインク

今はかなりイケおやじになってしまって、これまでのいい人やイケメンあるいはコメディー的な演技とは違って、この作品では終始謎の微笑みを浮かべて、時に激しくヒロイン達をいたぶるような言葉を発する。これまでにない演技を見せていました。

 

 

そしてそのヒロイン達は、知恵のまわる賢さと観察力を見せる冷静な役を演じたシスター・バーンズ役のソフィー・サッチャー

 

彼女は私も数年前に観に行った映画「ブギーマン」にも出ていたそうだが、ごめんなさい・・・そこでの演技はよく覚えてないのだよ。只今回の作品を観ていて、確かにどこかで見た事ある女の子だけど、なんの作品だっけと・・・ずーっと思いながら映画を観ていました。(笑)

もうひとりのシスター・パクストンを演じたのは、金髪の長い髪の女の子クロエ・イースト映画の始まりと同時になんともエロチックな妄想的女子トークを話してくる。シスターというよりも若い今時の女の子?てな女性で、一瞬バーンズも引いてしまうようような実は男女の恋愛にも興味を持っているような子。

 

バーンズとパクストンは正反対の人間と見えて、2人が信じる宗教に関しては疑う事はなくて、始めはバーンズのリード的なストーリー展開が見えるのだが、途中から一番悲鳴をあげそうな子と思っていたパクストンが、物凄い冷静さでこの難局を切り開こうとしていくのだ。

あまりここで書いてしまうとまだ公開中という事で、ネタバレしてしまうと思うので・・・・物語の内容に深くふれるような事は控えておくけど、

ヒュー・グラント演じるリードも、人間なのか悪魔なのかよくわからないところがある。あるいは過去に何かに裏切られて、人間性が大きくかわってしまった嫌な奴?(笑)グラサン

言えるのは誰かがここへやって来ることを、罠を仕掛けてずっと待っていたという事だ。

 

 

映画を観ていて思ったのは、どこか90年代に見たスティーブン・キングの「ミザリー」にも似てるなという事。

ミザリーとは、ベストセラー作家の男性が・・・雪道で事故に遭って元看護士だという女性に救われて家で看病されるのだが、実は彼女は彼の熱狂的なファンであり、やがて彼女の思いが露になる時狂気とも思える行動に移し始めて、ベットに寝かされたままの男性はある行為で自力で脱出が困難となってしまう。そして自分の為に物語を書けと言われるのだが、最後は2人の思わぬ展開となり、想像を超える最後を向かる事となる。

 

この映画で話題となったのが、狂人的なファンの女性を演じた女優・・・

キャシー・ベイツ映画「タイタニック」でディカプリオに良い服を着せてローズとの間を取り持とうとしてくれたアメリカの女性と言えば思い出す人もいるはず。

 

彼女はこの映画「ミザリー」で、アカデミー主演女優賞を受賞している。

 

かなりグイグイと引き込まれる恐怖感があって、この先どうなるのだろうかと劇場で見入っていたけど、その後コレクションしたくってレンタルしたビデオをコピーして、手元に置いておいた程面白い作品だと思いました。今でもAmazonプライムやサブスク関連で見る事ができると思うが、お暇な時興味あれば見てみて下さい。

 

 

因みに映画の題名である「ミザリー」とは、直訳で哀れや惨めさ悲嘆を表しているそうです。女性の名前かと私も初め思ったんだけどね。(笑)でも直訳をしれば、確かにそりゃ言えてるな・・・てな物語です。

 

 

 

さて、話は「異端者の家」に戻りましょう。

 

近頃ホラーサスペンスな作品で人気のあるA24が提供するこの映画。全ての音を声を出してしまったら、途端に未知の生物たちに襲われてしまうとした「クワイエットプレイス」ブライアン・ウッズとコンビを組んだスコット・ベックが今回も同じブライアンとコンビを組んで、共に監督そして脚本を手掛けている。

 

映画の中に日本人には馴染のある、水が入りいっぱいになると頭を下にして、中の水を落とす時に竹のコン!という音が鳴り響く「ししおどし」といったものが、何故か部屋の中に置かれていたりする。

それが謎の男リードの趣味なのかどうなのかと気になってね。(笑)

 

部屋の中の小道具にも目がいってしまう。キョロキョロ

 

 

それはある意味この男の事を知ろうとする2人の女子達と同じ気分なのだが、果たしてこのふたりは上手く謎を解いてこの家を無事に脱出できるのだろうか?

 

冒頭で卑猥な会話をぶちかまして、相棒のバーンズの気を引かせてしまっていたパクストンの行動と言葉にも注目です!

 

さぁ~~、あなたなら右と左のどちらの扉を選ぶ?

 

 

 

 

 

余談だが、最後に解けていない謎も残るが、それは何かしらのきっと罠にハマってしまった者達なのだろうと思う。できればスピンオフでもいいから、リードのこれまでの過去を描いて欲しいな。

 

初めは単なる2人対男の脱出をかけた戦いかと思ったが、途中から謎が深まる真実が浮上してきて、思わぬこの家と男の闇に触れて絶句する。・・・とだけお伝えしときます。にひひあぁ~~、かなり言ってしまっている。(笑)ゲホゲホ

 

まだ間に合います。バイバイ

 

 

是非劇場へお出かけください。

ドキドキとハラハラ感を誘う演出とカメラワーク・・・・ある程度の満足感は得られると思いますよ。チョキ