残穢ー住んではいけない部屋ー | サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

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さて夏本番な8月を迎えて、  と言えばやっぱりミステリーと共に、 ホラー でしょう・・・・と今回紹介するのは、 

 

「残穢ー住んではいけない部屋ー」 とした作品です。

 

公開されたのは 2016年1月末 ・・・・

私も当時劇場でこの作品を観ました。

今は亡き 竹内結子 さんがホラーに主演という事で、ちょっと驚いたのと話題となっていた事で、面白そうと観に行ったんです。

 

この作品で物語を語る小説家であり、最近はホラーものの連載も受け持っているといった 「私」 という人物を、竹内結子さんが演じ・・・

その彼女に物語の元ネタを提供してきて、共にその真相解明に乗り出して行くとした女子大生を、W主演ともいえる 橋本愛 さんが演じています。他にも顔馴染みの小説家の平岡芳明を 佐々木蔵之介 心霊マニアな青年・三澤徹夫を 坂口健太郎 竹内さん演じる「私」の夫・直人を 滝藤賢一 が演じている。

 

他にもその後多くの作品で顔を見る事になる、俳優人らが共演している。

 

この作品の原作者はアニメ化で話題にもなった

「十二国記」 等でも有名になった 小野不由美 さん。そして監督には、「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」 などを手掛けた 中村義洋 さん。

 

映画冒頭で紹介される「私」が語る体験談。

一般の人から募集して寄せられた内容を基に、私が短編作品として連載している内容を、竹内結子さんが語って紹介しているんだが、これがけっこうドキッとするような作りであり、ホラーが苦手な人にはここからして目を閉じてしまうかもしれない。(笑)

 

でもこの物語が、実は後に映画の中の数々の怪談めいた話しに、シンクロしていくとした重要性を持っているのだ。

 

私の元に寄せられた読者からの体験談を記した手紙の中に、彼女の目を引くものがあった。

そこには橋本愛さん演じる女子大生が暮らすマンションでの話しで、その子が暮らす部屋の中で、引越しして間もなく・・・奇妙な音を耳にするようになったというのだ。 それは畳の部屋である台所の隣の部屋で、夜その部屋から何かが畳を擦るような音がするという話し。

 

その後まもなくして女子大生と連絡を取り合う事となった私。

 

より詳しい話しを聞こうと体験をした彼女に会いに行く事に・・・・・

 

 

その内女子大生の隣の部屋に、小さな男の子を連れた夫婦が越してきた。 間取りと立地の割には格安な家賃に、夫の方が疑問を持ち女子大生にここで何かなかったかと、事故物件ではと疑問を投げかけてくる。 しかし女子大生は自分も気になり不動産屋に訪ねたが、そうした事はなかったと言われたと・・・・。

それを聞いて少し安心した隣の部屋の夫。

ところがその後玄関で、妻の方からこの辺で火事や放火はなかったかと問われるのだった。

 

 

疑問となる事柄が次々と増えていき、女子大生こと 久保さん は小説家の私と共に、もしやこのマンションでは、個別に部屋ごとに怪異が起こっているのではなくて、マンションが建つ前からの 何か ではと、マンションが建つ前からこの土地の周辺に住む人々への聞き込みを開始していく。

 

 

そんな中である人物が、他の人には聞こえない赤ん坊の声を耳にしていて、夜も眠れないと訴えていたことがわかった。

その後その女性は首を吊って亡くなっていた。

マンションにも同じくそうした体験をして、後に引っ越して行った男子がいた。 その後その男子も同じく首をくくった。

 

そんな話しをまとめて、一旦記事として発表したいと編集者と話しをしていた私と編集者の前に、顔馴染みの男性小説家平岡が現れた。

近くの席で話しを聞いていた平岡は、私と編集者が話す赤ん坊の話しに、それと似た話を聞いたことがあるという。

 

そこから再び平岡を交えて取材が進み、物語は思わぬ方向へと動いていく事となる。 そしてこの怪異現象の元ともなった場所にまで辿り着く事ができたのだが、それはもはや竹内さん演じる私や久保さんの想像を超える領域での話しであった。

 

まず久保さんが耳にしていた音の主は、マンションが建つ前の時代にそこに住んでいた住人の女性だろうとわかった。

それがあの赤ん坊の声に悩まされて、最後は自死してしまった女性だとまで辿り着いた。 ところが話しはそれで終わらなかった。

久保さんの隣の部屋に住む奥さんが聞いてきた 火事・火災 の話し。 その奥さんは四六時中最近いたずら電話が多くて、いつも公衆電話からかかってくる。 その相手は男性の声で、今ひとりかとか何時とか・・・・。 その内久保さんが気づかぬ内に、その家族は引っ越して行ったんだが、そこまで追い込んでいた原因は何なのかとした事。

 

 

 

そして顔馴染みの平岡が言っていた赤ん坊の声となる怪異な話し。

その有名な場所と言われたところは、千葉にあったのだが・・・・

調べていくとなんと久保さんらの住むマンションのある土地に繋がっていた話しがあったのだ。

 

その事でとある真相を確かめに行った寺では、また別の話しを耳にして、今度はその真相を探る事になっていくのだった。

 

 

顔馴染みの小説家平岡が言った言葉。

 

探れば話しは全て繋がる としたような言葉。

 

 

ここでも繋がっていく。うーんハッ

 

 

赤ん坊の声 畳を擦る何かの音 決まって公衆電話からかかってくる謎の男の声 そして寺で聞いたある人物の嫁入りした時に嫁ぎ先に持って来たという 美しい姫君の絵 ・・・・。

他にも怪異は沢山情報として耳に入って来た。

その全てが映画の冒頭に語られた 河童のミイラ とした場所に繋がって行った。 

 

 

九州福岡県・・・そこにあったいわくつきの物件。

 

 

そこに住んだ最後の当主は、とにかく奇妙なものを集める事が好きで、その中には河童の手のミイラもあったんだとか。

 

 

原作者の小野不由美さんが、大分県中津市出身という事で・・・・

とかく河童にまつわるミイラが多い九州だけに、そうしたものも絡めたんだろうと思うが、他にも九州ならではのある事柄が、物語の怪異の発端となっていく。

 

 

映画の題名である「残穢」という言葉には、 「穢れ」 とした字が入っている。 この物語は、そこにある建物ではなくて、その建物が建つ土地や土地柄についた 穢れ といったものが災いした話しなのだ。

 

肝試しの場所って、大体は土地なんかよりもそこにある建物自体に向かって、若い子らが押し寄せていく姿があるが、実際はその土地自体が穢れた事が原因で、後から建った建物や住む人や関わる人に対して、災いを及ぼしているとした事もあるのだ。

 

例えば 古戦場 とかね、あるいは お城 とか・・・・

 

私が知るそうした場所だと思われる所が、故郷高知県に存在している。まだそこに住む人らもいると思うので、その詳細は書く事はできないが、私が最後に住んでいた場所より近くて、よくその建物側を車で通る事があったんだけど、毎回見る度に決まった部屋の住人だけが、入れ代わるのが早いと思った。えー?

 

その建物というのは、写真の正面に見える2階建てのアパートなんだが、その土地には同じような建物がもう1棟建てられていて、ベランダの向きは少し違っているんだが、写真の建物だけでその怪異は起こっているようだった。 私の知る別の人間がいうには、その人の学生当時の男子学生が住んでいて、その内段々と授業にも出てこなくなってしまった。 心配した親たちも連絡が取れないと、その友人となる知人らを頼り、アパートへ訪ねていくとそれまで知っていた姿と違って、痩せて目は虚ろであり、或る一点を見つめては大きな目が見ていると言っていたと言うんだ。

 

 

それから暫くして、ただ事ではないと息子を連れてアパートを出て行った親達。 1年後その時の男子と再会すると、すっかり元の姿に戻っていたという話しだ。当時の事はあまり話したがらないとの事だった。

 

その部屋の線状にある1階と2階の一部分で、人の出入りが激しいと言われた。 私もそうした入れ替わりの激しさを目撃している。

早い人だと1ヵ月もたなかったと思うよ。

この周辺は、戦時中大きな空襲にもあっているそうだが、それ以外での事はよくわからない。 久保さん達みたいに調べたわけでもないのでね。だからどうしてこの場所なのか、その大きな目というのはなんなのか、その目がどうしていつも見ていると言われたのか・・・・

 

 

ネットを見れば、全国のいわくつきな肝試しスポットを紹介している人達を見かけるが、あの人達の多くは毎年コンビニなどでも手に入る。全国各地のホラースポットを集めた冊子や雑誌によるもので、私の故郷高知県で言えば、多分現地の人らはそうした紹介スポットよりも、もっと身近な場所を肝試しにあげると思うんだよ。

今思い出したけど、私が初めて一人暮らしをしたコーポでも、うちの向かいの部屋だけは短期間でよく人が入れ替わっていた。

あれもそうしたいわくつきかどうかわからないが、早い人だと越してきたのに2,3週間後にはもう空き部屋になっていたとかね。

 

 

そうゆう人がいつかないとした場所や建物は、全国各地に残されていると思うけど、そうした事柄をテーマとして絡めてきたこの作品は、夏の夜にひとり部屋の中で見るには、なかなかいい作品だと思うよ。(笑)ニヒヒチョキ

 

 

現在この作品は、以前から紹介している無料動画サイト 

「GYAO!」 にて8月4日より無料公開されていて、登録しなくても誰もが 9月3日まで 見る事ができるようになっています。

 

以前「アメバTV」の方で本当に短い期間で無料放送されたんだけど、途中で見逃してしまってそれっきりになっていたのだが、まさかまたこちらのサイトで前よりは長い期間で見れるとは、今回はなんと途中で寝落ちしてしまいもう3回もチャンネルを合わせてしまいました。(笑)

 

3度目の正直で、最初から最後まで通して見る事が叶ったとした事だ。 第26回山本周五郎賞を獲得した小野さんの初映画化作品です。

 

 

竹内さんの私としてのナレーションも、いつもより淡々とした低めの落ち着きあるナレーションの声で、それが余計に怪異現象を盛り上げている気がする。

この物語のもっとも恐ろしいのは、これらの物語での怪異な話しを、聞いても駄目・喋っても駄目とした事だ。

 

 

 

そうした事に関わると、 呪われて しまうんだとか。叫びあせる

 

 

 

いやぁ~~ん、もう遅いじゃん早く言ってよ!!!(笑)

 

見終わった後でも、ゾッとするようなそんな映画です。ひらめき