バラ♥ベルサイユ 1 王妃の首飾り事件 | サンドリヨンのブログ☆正統派歴女いざ参る!

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うちに今1本だけある名作 「ベルサイユのばら」 のDVD

元は、1970年代前半に発表された少女漫画でした。

原作者の 池田理代子 さんが、まだ20代の若さで書き上げたこの作品は、フランス革命の前後を舞台とした。 歴史上の史実とそれに絡めて作られた想像上の物語でした。

 

有名なだけに、ご存知の方も多いかと思います。 これ、意外に男性にも人気があって、海外でも多くの方々がコスプレや動画や漫画など、やってくれたりして・・・・。 ベルばら大好き子の私にとっても、嬉しくってたまりません。 (*^^)v

 

この作品の中、歴史上本当にあった事件や事柄に沿っての物語が、綴られていく・・・・・。 今回は、その中の有名なあの事件

 

王妃の首飾り事件 についてちょっとご紹介したいと思います。

 

主人公はこの方・・・・、 ベルばらの世界で言えばそう・・・主人公の

オスカルを慕う少女 ロザリー の血の繋がっていない姉であった。

ジャンヌ 嬢でございます。 彼女はれっきとした実在の人物で、王妃マリーアントワネットが嫁いだ ブルボン王朝 以前の王を出した家柄 バロア家 の末裔の娘だったのです。

 

父親が謀反の罪で殺されてしまい。 母親も幼くして亡くなってしまいます。 親戚の家などを頼りに生きていた彼女は、ある日自分の家を取り戻し家名を取り戻そうと、王宮へ向かいます。

 

もちろん・・・・、身分の無い身では、到底辿り着けない場所です。

それ故に、貴族とは名ばかりのある男性と結婚をしてしまうのです。

この男性も、ベルばらには登場してきます。 (´へωへ`*)

 

名ばかりで愛の無い結婚・・・・、でも彼女にはそんなことはどうでもよかった。とにかくバロアの名と奪われてしまった家と土地を、取り戻したかったんです。 こんな映画がありました・・・・・

 

「マリーアントワネットの首飾り」 アカデミー賞もとったことのある女優 ヒラリー・スワンク が、ヒロインのジャンヌを演じます。

 

この映画は、ジャンヌの告白本を元にして、物語が作られています。

これを見る限りジャンヌという女性は、ベルばらの中に出てくる悪女なイメージと違って、純粋で真っ直ぐな人間ではなかったのかと、私は思ってしまいました。 只々自らの願いを叶えたかっっただけ・・・・・

王妃が後に断頭台へと送られるきっかけ 序章 ともなったような

事件。 そんな王妃の 首飾り事件 など、ある種のきっかけでしかなかった。

 

彼女は事件の仲間に、王妃が最も嫌っていた ロアン枢機卿 を選びます。 映画の中でもセリフにもあるのですが、ロアン枢機卿は

アントワネットがいたウィーンに滞在していた事があり、その頃に起こした行いなどにおいて、アントワネットの母 マリア・テレジア にさえ嫌われた存在でした。

 

母 テレジアからアントワネットへ宛てた手紙があります。

「あの男はこのうえなく邪な考えをもっているために、あなたにとって

危険な敵です。こちらにいるときは、外面は愛想がよく善人そうでありながら、とんでもない悪事をさんざん仕出かしたのに、今度は陛下とあなたの傍らに・・・・・以下省略」

 

これに対して、アントワネットの手紙は・・・・

 「もしも私の一存で決められることでしたら、ここにはあんな男のつく地位や官職などありません。」 

と・・・・・、二人共がロアン枢機卿の存在を疎ましく思って嫌っている。

そうした様子が現れていました。

 

ここで王妃の首飾り事件のあらましを・・・・・

 

1785年 フランス革命前夜・・・・、ジャンヌ・ド・ラ・モット伯爵夫人は、宝石商のシャルル・ベーマーとポール・バッサンジュから、160万リーブルもの値段がつけられた首飾りを、王妃の親しき人間だと偽って、まんまと手に入れます。 これには、この宝石商の弱みもありました。

 

元々ルイ十五世の注文だと言われていた豪華な首飾りは、二人の宝石商の男が、長年コツコツと買い集めていた宝石で作られたものでした。 買い集めるに至っては、彼らの全財産も使い果たしてしまうほど、もちろん・・・・アントワネットの夫であるルイ十六世の父 ルイ十五世も亡くなってしまい・・・・。 この豪華なダイヤモンドを使った首飾りは、その豪華さな故の高価な値段にて、買い手がまったくつかなかったのです。

 

それをたまたま耳にしたジャンヌは、夫 ド・ラ・モットと共に、ある計画を練ります。 まっ、簡単に言えば 詐欺 ですわ・・・・・

 

王妃と親しい仲だと偽り、まず宝石商に近づくそして、いづれは王妃に認められて、 宰相 の地位に出世したいと願っていたロアンを使い。 ニセの王妃をロアンと会わせることで、王妃が内密に首飾りを購入したいので、貴方に頼めないかと・・・・代理人として立替させて、王妃が後にロアンに対して払いますという寸法だった。

 

こんな騙しのテクニックなど、すぐにもバレてしまいそうなものなのに、ストラスブールの名家のおぼちゃまでもあったロアンは、とにかくこの時の時代・・・王妃マリーアントワネットに気に入られなくては、出世の道もないと思っていたわけで、その仲良くなりたい王妃の偽物が、夜の暗闇を使って現れても、彼にはそれが本物の王妃としか見えず・・・。

 

王妃が直接購入するには、額が大きくて国王にも嫌がられてしまうだろうと、人目を忍んでいよいよ自分を頼ってくれたかと、有頂天だったんだろうと思う。

 

シャルル・ベーマー達は、生まれはドイツなのだが後にフランス国籍となっている。 コツコツと買い溜めた宝石で作った首飾り・・・・その在庫抱えに苦しんでいた。 ジャンヌと夫は、上手くそれを利用して首飾りを手にして、後にその宝石をバラして売りさばき・・・・・

 

そのお金で、ジャンヌは奪われた家と土地を買い戻そうとしたのです。

 

そんなヒラリー・スワンク主演の映画には、夫とは別にジャンヌの協力者と恋人として、もうひとりの男性が登場します。

 

彼の名は「レトー」 ・・・・・・

 

 

 

 

ジャンヌ達共々、この計画がバレた罪で、追われる身となり・・・・逃げた先で、捕まって裁判にかけられてしまいます。 彼はジャンヌを愛していた・・・・・。 けれど、この裁判では・・・

ジャンヌ以外の登場人物たちは、皆無罪放免か国外追放などになってしまい・・・・、レトーも国外へと追いやられてしまいます。

 

ジャンヌはひとり罪を背をいこの後、サンペトリエールの女子牢獄で

2年間服役後、ベルばらのシーンでも有名な肩に、フランス語で泥棒を表す言葉 ボルーズ の頭文字である 「V」 の焼印を押されて、開放されます。 レトーはそんなジャンヌとは二度と会うことがなかったと言います。 31歳もの年上の女性と結婚・・・・・。

 

ジャンヌはフランスへは戻らずイギリスへ向かい。 

そこで 回想録 を出版話題の人となります。 ロアン枢機卿は家名を失うことはなかったが、身分を国王から奪われてしまう。

 

映画の中では、王妃が密かに牢獄のジャンヌに会いに行きます。

「私が貴女に何かしましたか・・・・・」 王妃の問いに、彼女は静かに答えます。 

 

 

「貴女は私を無視した。」 ・・・・・・自分に対してもう少し、優しさをかけてくれていたら・・・・・。 「私は貴女に対して、恨みなどない」 けれど「無視」をしたんだと・・・・・。

 

当時の歴史の中でも言われる事なのですが、浪費婦人と言われた

マリーアントワネットでも、実は彼女がフランスに嫁いで来る前から、

既にフランスの国庫は危機に直面していて、フランス革命も・・・・・

 

別に王妃がいてもいなくても、起こるべくして起きた事柄なのです。

そんな中で、生活に苦しんでいる民達の事に対して、王妃は連日贅沢三昧な生活をしていて、目もくれなかった・・・・・。

 

いわゆる国民に対しての 「無視」 が、最大の王妃の罪だと・・・・・

ジャンヌも言ったのです。 映画の中で、ジャンヌは何度となく王妃の前に現れては、気を引こうとしますが、その度に無視され続けていた。

その頃のベルサイユ宮殿では、王妃に声をかけられる者と、そうでない者との確執が強まり。 そうした阻害された人々が、後々宮廷から

アントワネットのあらぬ噂を流していたとも言います。無視・・・・いわば無関心 な態度が、この後の革命への引き金となった。

 

「同じ女性だもの・・・きっと王妃様は、私の気持ちをわかってくれる」

 

バロア家再興と思い出の場所を取り戻すという夢を、答えてももらえぬままに、打ち砕かれてしまった。 ジャンヌの最後は、部屋の窓からの転落死とされていて、謎の死との噂も・・・・・。

 

面白いのは、ベルばら好きならちょっと 「あれ?」 って思っちゃうシーンがあってね。 実はジャンヌとレトーがいい関係になりかけた時に、夫であるド・ラ・モットが、部屋の隅で苦笑いしながら見ていて、

その後決闘をするシーンがあってね。 その時、その物音に気がついて・・・・慌てて側にあった銃でレトーを撃とうとして、間違ってジャンヌの夫を撃ってしまい。

 

その傷の手当てをするってシーン・・・・・

 

しかも、その銃を手にして撃ったのが、小間使いであった女性で・・・・

名前を ロザリー って言うんだよ。(* ̄m ̄)プッ

 

ほら、ベルばらファンよ♫ なんかどこかで、見たようなシーンじゃない。私なんて、そのシーンを見ていて、ニンマリしてしまったよ。

池田理代子さんって、やっぱり凄い想像の持ち主だわ♫ ( ̄^ ̄)ゞ

 

昔 「ベルサイユのばら」 の実写版がフランスで撮影された時には、本物のベルサイユでの撮影等大変な許可が必要とされた時代でした。 それは、その昔・・・・やはり宮殿を使っての撮影で、問題が発生した事からでしたが、最近ではそのベルサイユ宮殿で撮影された作品を、いくつも見ることができます。 

 

この「マリーアントワネットの首飾り」もそうでした。 興味が湧きましたら・・・・今度、お時間ある時にでも、レンタル店へ行ってみて下さいね♪ ヽ(*´∀`)ノ 私的には、けっこう面白く見させてもらいました。 特にベルばらファンならハマるかも・・・( *^艸^)

あのシーン、あの場所に・・・・オスカルは登場しませんけどね。ラブラブ

 

 

あんなにまで、世の中に対しても私は悪くないと言い続けていた。

王妃マリーアントワネットは、フランス革命の嵐の中で、悲劇の死を迎えてしまいます。 彼女や彼女の愛する人々・・・・そして、多くの人々の血を吸ったと言われている ギロチン なる道具も、・・・・・

 

実は当時この王妃たちの処刑直前に、世の中に登場したばかりのものだったんです。 あの鋭い刃が上から落ちてくるシーンには、恐怖さえ覚えますが、ギロチンがギロチンを開発しなかったとしても、中世から続く残酷な処刑シーンは、人々の歓喜に答えただろうと思いますよ。

 

   思えば王妃マリーアントワネットも、可哀想な方だとも思った。

 

 

 

 

 

 

 

映画「マリーアントワネットの首飾り」より画像拝借

マリーアントワネットとマリア・テレジア 秘密の往復書簡

                     パウル・クリストフ編 藤川芳朗 訳