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アスワンまで来た理由は、ここからルクソールへ向かうナイル川クルーズに乗るため

翌日の朝から出発だったので前日入りしておくことに。

 

アスワンはなかなか良いホテルがなくて、かなり探して予約したのが一応4つ星の記載があったここ、バスマホテル アスワン

 

 

先に結論から言うと、「値段を考えれば十分アリ」。設備の古さは正直あります。でも丘の上という立地と、そこから見える景色が、それを(ギリギリw)気にさせないだけの力を持っているホテルでした(多分…笑)

 

そしてもうひとつ、この記事でどうしても書いておきたかったのが朝方に部屋まで聞こえてきた「アザーン」のこと。記事の途中で実際に録った動画を挟みつつ、あれが何なのかもきちんと解説します。

 

 

バスマホテルってどんなホテル?

 

 

アスワンの街でいちばん高い丘の上に建っている、4つ星クラスのホテルです。ナイル川を見下ろす位置にあって、部屋によっては川側の眺望が付きます。

 

もちろんハピタス経由Booking .comから予約しました!


 

 

立地のポイントはこのあたり。

  • ホテルの向かいがヌビア博物館。道を渡ればすぐ
  • ナイル川沿いの目抜き通り(コルニッシュ)まで約2km
  • アスワン・ハイダムまで車で15分ほど

ただし「丘の上」というのは、眺めがいい代わりに街まで歩いて降りるのはそこそこの坂ということでもあります。行きはまだしも帰りは登り。


市街地に出るときはタクシー前提で考えておいたほうがラクです。エジプトのタクシーは基本的に乗る前に交渉なので、そこは覚悟しておいてください。で、アスワンは配車アプリは機能してないので基本なにもできないかと…(笑)



 





 

チェックインと部屋と夜ご飯

 

 

部屋は広さは十分、設備は古い。この一言に尽きます。

 

面積そのものは日本のビジネスホテルとは比べものにならないくらい取ってあって、荷物を広げてもまあそんなに圧迫感がない。ただ、内装や水回りには確実に年数を感じます(水圧は良かった気がする)。


Booking.comの写真を見て期待してホテルを期待していくと「あれ?あれれれれ???」となるかも😵‍💫まぁ、逆に言えば、広さと眺めにお金を払っていると割り切れる人は許容できる部屋です。まあ寝るだけだしまあいっかと。

 

 

なんか留学初期に住んでた学生寮を思い出す景色w

ところどころで野良猫もいる🐈(笑)

 

 

口コミを見ていると、エレベーターの調子・Wi-Fiの速度・お湯の温度あたりが繰り返し指摘されていました✍️Wi-Fiは客室にも公共エリアにも無料で飛んでいますが、動画をガンガン見るような速度は期待しないほうが精神衛生上いいです(笑)私が行ったときはエレベーターも調子良かったし、お湯も普通に出た気がする🙂‍↕️

 

 

なんとも言えない(笑)ありっちゃありだけど🥹

 

 

ベランダからの景色は悪くない!なんとなく南の方きた感じがします(笑)

 

 

ホテルの周りは夜は治安も悪そうでタクシーもないし何もないので、夜ご飯はホテル内で食べることにしました!一応めちゃくちゃ広いレストランが何個かあるみたい🧐

 


メニューはこんな感じ。2人でパスタ頼んだんだけど、パンチの効いてない味がとんでもない量で出てきたので私は食べきれませんでした😢


 

 



 

 

朝方聞こえてきたアザーン

 

ここからが、この記事でホテルレポよりも書きたかったこと!!


まだ外が暗い時間、部屋の中まで朗々とした歌のような声が響いてきました。ひとつではなく、街のあちこちから少しずつタイミングをずらして重なってくる。旋律とも読経ともつかない、初めて聞くと確実に「なんだこれは?!」となる音です。

 

これがアザーン。イスラム圏を旅すると必ず出会う音です。せっかくなので録りました。音量注意でどうぞ。

 

 

 

アザーンとは何なのか

 

アザーン(أَذَان)は、イスラム教における礼拝(サラート)への呼びかけです。


面白いのは、これが楽器を一切使わないということ。教会の鐘のような道具ではなく、必ず人の肉声で行われます。唱えるのはムアッジンと呼ばれる役割の人で、かつてはモスクの尖塔(ミナレット)のてっぺんに実際に登って声を張り上げていました。今はミナレットにスピーカーが設置されていて、礼拝室のマイクを通して流れています。街のあちこちから少しずつずれて重なって聞こえるのは、それぞれのモスクが独立して唱えているからです。

1日5回、時刻は毎日ずれる

アザーンは1日5回。それぞれに名前があります。

  • ファジュル:夜明け前〜日の出まで
  • ズフル:正午過ぎ
  • アスル:昼過ぎ〜日没前
  • マグリブ:日没直後
  • イシャー:夜

ポイントは、時計ではなく太陽の位置で決まるということ。だから「毎日6時ちょうど」ではなく、季節や場所によって毎日少しずつ時刻が動きます。私が朝方に聞いたのは、このうちファジュルのアザーンです。

 

何と言っているのか

スンナ派のアザーンは、だいたいこういう構成になっています。

① アッラーフ・アクバル(アッラーは最も偉大なり)×4
② アシュハド・アン・ラー・イラーハ・イッラッラー(アッラーのほかに神はなし)×2
③ アシュハド・アンナ・ムハンマダン・ラスールッラー(ムハンマドはアッラーの使徒なり)×2
④ ハイヤ・アラッ=サラー(礼拝に来たれ)×2
⑤ ハイヤ・アラル=ファラーフ(成功のために来たれ)×2
⑥ アッラーフ・アクバル×2
⑦ ラー・イラーハ・イッラッラー(アッラーのほかに神はなし)×1

ひとつひとつの句をゆっくり伸ばして唱えるので、全体で3〜4分ほどかかります。動画を聞き返すと、確かに冒頭で同じフレーズが繰り返されているのが分かると思います。

 

早朝のアザーンにだけ入る一句

ここが個人的にいちばん好きなポイントなんですが、夜明け前のファジュルのアザーンにだけ、他の4回には入らない一句が加わります。

アッ=サラートゥ・ハイルン・ミナ・ンナウム
(礼拝は睡眠にまさる)

まだ寝ている人を起こすための一句です。「寝てるより礼拝したほうがいいぞ」と、街全体に向かって呼びかけている。

暗いホテルの部屋でこれを聞いたときに、意味を知らないまま「なんかすごいものを聞いている」と思っていたのですが、後から調べてこの一句の存在を知って、あの音の輪郭がはっきりしました。あれは私に向けられた音ではないけれど、確かにその街の一日の始まりの音だったんだな、と。

 




旅行者として知っておくといいこと

実用的な話をすると、早朝のアザーンで起こされる可能性は普通にあります。モスクの近くの宿だとなおさら。眠りが浅いタイプの人は耳栓を持っていくと安心です。


ただ、私は一度は起きて聞いておくことを全力でおすすめします。ガイドブックにも遺跡にも載っていない、その土地で人が暮らしている音です。旅から帰ってしばらく経っても、いちばん最初に思い出すのはこの音だったりします(笑)


 

 

朝はなんか雰囲気良かったかも?🌻


 

ここでしばらくナイル川クルーズツアーのお迎えを待ってたんだけど、、、続きは次の記事で書きます🥹