まさに「目からうろこ」 魚のうろこで人工角膜 スペイン研究(ロイター)
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スペイン・グラナダ大学の研究チームは、魚のうろこから作る人工角膜を開発した。重い角膜疾患の治療で行われるドナー移植の低コストな代替手段となる可能性がある。 ◇グラナダ大学の研究チームは、生体適合性が高く、透明で耐久性のある人工角膜を開発したと発表した。使用された魚のうろこは、コイなど市場で一般的に販売されている魚のものだという。角膜は眼球の前面を覆う透明な層。血管がなく再生能力も限られているため、深刻な損傷を受けると修復が難しい。重度の角膜疾患ではドナーによる角膜移植が行われることが多いが、臓器提供の不足や待機期間の長さが課題だ。共同研究者の1人、イングリッド・ガルソンさんは、魚のうろこが入手しやすく、安価な代替材料となる可能性があると述べた。またこの技術は、地元の漁業産業の活性化にもつながる可能性がある。この技術を使って行った動物実験では、今のところ良好な結果が得られている。角膜の修復や再生に役立つ可能性が示されているものの、この技術が臨床実験で使用されるにはまだ時間がかかるという。