今日もニチアサは再放送と総集編なのでその感想の代わりに昨日、DVDで借りて観たこの映画の感想です。
今年1月に公開された映画。
舞台は医科学が発達しながらも少子高齢化と格差社会が更に進む2030年の日本。
そこでは医療AI“のぞみ”が全国民の個人情報と健康を管理する新たなライフラインとなり大いに役立っていた。
その“のぞみ”の開発者である桐生浩介は共に開発を進めていた妻・望の死後、一人娘の心と共に海外で暮らしていたが、その功績を認められ、総理大臣賞が授与されると望の実弟にして自身の義弟である西村 悟から連絡が入り、親子揃って7年ぶりに帰国。
そんな中、突如“のぞみ”が暴走して制御不能となり、街は大混乱!
管理している国民を生きるか否かの価値をその経歴等から合理的に選別し、そうでない者を殺そうとし出す。
警察庁のサイバー犯罪対策課の桜庭 誠理事官は捜査AIの調査でその暴走の犯人が桐生だと断定。
桐生は警察から追われる身となり、逃走しながら真犯人を突き止めようとすると言う物語。
『仮面ライダーゼロワン』や一昨年の『名探偵コナン』の映画版を思わせるAI暴走を描いたSF近未来サスペンス。
人とAIの対決!
犯罪者の汚名を着せられた桐生の逃走ぶりがすごい!
警察側も“百眼”と言う超高性能AIを駆使して抜け目なく捜査!
まるで特撮ヒーローの秘密基地!
AIの暴走に寄ってパニックとなる人々の様子もすごかった!
AI、警察、マスコミとの対峙。
いずれ本当に起こりうるようにも感じました。
総理大臣暗殺など政府の裏をつくような場面もありましたからね。
“のぞみ”の管理ルームに閉じ込められた心を助けようとする桐生との親子愛も素晴らしかった!
ハリウッドでもリメイク出来そう!
監督と脚本は入江 悠さん。
このようなパニック映画を手掛けるに相応しい逸材!
AIが暴走する以前に職を失くす事に不満を抱える人々のデモ運動の場面とか大勢のエキストラを使ってるのも良かった。
やはりああいう大勢のエキストラ起用は映画では定番。
僕もいつか出てみたいです(笑)
主人公・桐生浩介役は大沢たかおさん。
家族を愛し、己の無実を証明する為に奮闘するその勇姿を見事なまでに演じてました。
あの逃走ぶりはまるでハリウッドのスパイ映画!
そんな彼を支える義弟にして“のぞみ”を管理・運営する会社の代表取締役の西村 悟役は賀来賢人さん。
桐生の右腕としての活躍ぶりは見応え抜群!
黒幕とも言うべき警察庁の若理事官・桜庭 誠役は三代目J Soul Brothersの岩田剛典さん。
「ゼロワン」の天津 垓を思わせるキャラクターでした。
JSBだけじゃなく俳優業での活躍も増えてお見事。
桜庭に反して桐生を助けようと行動する定年間近のベテラン刑事・合田京一役は三浦友和さん。
大御所俳優だけあってああいう渋い役がお似合いです。
その合田刑事と行動を共にする新米の女刑事の奥瀬久未役は広瀬アリスさん。
この2人の協力は重要でした。
「コナン」で言う目暮警部と佐藤刑事と言ったとこかな?(^^;
桐生の妻・望役は松嶋 菜々子さん。
本編は彼女と死別するところから始まりますが、その冒頭だけで重要な存在だと感じました。
“のぞみ”の名前の由来も彼女だし、それだけ桐生も悟もその遺志を継いでる様子を熱く感じました。
特に良く感じたのは桐生と望の娘の心。
演じるのは「リュウソウジャー」でオト役を演じた田牧そらさん。
いつも家族との写真を持ち歩く健気さ。
その写真を失くした事も事件のきっかけになってしまいます。
その写真を見つけようとするのはそれだけ家族を大切に思ってる証拠。
部屋に閉じ込められ生死の境をさ迷うも必死な姿に感心!
親子愛に感動しました!
その他に高嶋政宏さん、玉城ティナさん、毎熊克哉さん、余 貴美子さんなど豪華キャスト。
主題歌は人工知能にちなんでAIの「僕らを待つ場所」。
美しい歌声がエンディングを飾ってくれました。
しかし、AIの発達は実際に進歩しつつある現代。
便利になる反面、このようなトラブルにならない世の中であって欲しいですね。

