■組織の模範囚(ワレ)、「35歳の教科書」を読む
私は「組織の囚人」の一人だと思う。藤原さんの言葉を借りれば私も「立派な模範囚」。
必死に働いて結果を出し、そのことに喜びを感じていました。
ただ、ここ数年、「いい子サラリーマン」の呪縛から逃れたくて仕方ありません。
自分の人生を自ら仕切ったほうが面白いには決まっていますが、全て自分で決断していくためリスクも伴います。
とはいえ、会社の肩書きだけでは生きていけないこともわかっている。なぜなら、肩書きは、「会社から与えられた、ある限定した条件下でのみ行使できる権利」だから。つまり、その人固有の能力ではないから。
「正解主義」で生きてきた私には、自分の手元に舵を取り戻し、舵を切ることは簡単ではありません。いまだにビビってることも多いです。
ですが、失敗も含めて何度でもやり直しをし、人生を面白くしたい。
組織に埋没するのではなく、自立した個人として人生を設計・プランニングする、オリジナリティの高い人生を歩みたいとかねてから思い、先日この本を手に取りました。
閉塞感を感じているかたには、読んでいただきたい本です。
著者の藤原和博(ふじはら かずひろ)さんは、リクルートに新卒で入社し、メディアファクトリーの創業も手掛けた人物。30歳でメニエル病を発症し、後遺症に悩まされながらも、47歳で義務教育では東京都初の民間校長として和田中学校に赴任したかたです。
この本で特に印象に残った、30代で持つべき「自分の武器とは」についてご紹介します。
■30代のうちにやっておくべきこと
藤原さんいわく、30代のうちにやってくべきことは、「自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って話してみることだとのことです。
つまり
①あなたの技術は会社の外でも通用する普遍性を持っているか
②十分に磨き上げられているか
③会社以外に打ち込めることを見つけること
です。
自分にはいったい何が合うんだろう?
自分にもどこかに最適な仕事があるはずだ!見つけてないだけだ!と思っている人は多いと思いますが、藤原氏は、「そんな正解はない」「幻想」とぶった切っています。
いったいどんな武器がいいのか。
これに対する藤原さんの回答を抜粋します。
残念ながら、この問いに対する「正解」や「一般解」はありません。
本当の戦いであれば、殺傷能力の高い武器を持ったほうが有効でしょう。
「どれが自分に合うか。打ち込めそうか」を基準に選べばいいと思います。
最悪なのは「どの武器を選べばいいかわからない」と言うばかりで行動しないこと。だったらまずは目の前のことに集中すればいいのです。
どこかに「自分にぴったりの武器があるはず」といった考えは幻想に過ぎません。どんな武器も使いこなし、鍛錬してこそ手に馴染んでくるし、効果も高まるもの。
幸福は場数を踏まないことには手に入らない。教室で正解ばかり考えていても意味がない。そういう時代に変わってしまったのです。だからこそ、従来の戦略を捨てなければならないし、自分なりの戦術を磨いていく必要があるのです。
頭ではわかっているけど……!と泣きそうになりますが、成功者に聞くと、みな藤原さんと同じことを言います。
「これで生きていく」を決めてただひたすらにそれに打ち込むこと。負ける試合はそもそもしない。きちんと勝ちに行く計画性が大事なのだと。
さらに、現代は変化のスピードが速いことにも藤原さんは言及しています。
■PDCAでは間に合わない!DADADAだ!
変化のスピードが速くなっている現代においては4段階をきっちり踏んでいては間に合いません。
実行したらすぐに改善し、改善案を実行したら、また改善という「DADADA」にする必要があるのです。
■「正解」はない。「納得解」を探せ
新しい時代に求められるのは、「正解」ではなく、「納得解」を導き出す力だと言います。
「納得解」とは、自分が納得でき、かつ関わる他人を納得させられる解です。成熟社会の構成員は「それぞれ一人一人」ですので、万人に共通する唯一の正解なんてありえません。
しかも、それを導き出すのは他人ではない。「自分自身である」とのこと。
基本的には、
自分の好きなこと、興味を持てること、かっこいいと思えることを追求すればいい。
「それが自分の幸福につながる」「そのことをしていると(考えていると)幸福を感じられる」と思える事例です。
なかなか人にわかってもらえないからと諦める必要はない。なぜなら、他に例のないことは大化けする可能性を秘めているからです。
人は誰かに認められたいので、ついつい平凡なほうへと流れがちだけど、諦めずコツコツ続けた人だけがリターンを手にすることができるのかもしれません。
私は、「自分の好きなこと」「興味を持てること」をもう一度追求するところからスタートかもしれません。まだアリアハンから出発すらしてません。そしてとにかくDADADADAを繰り返すまじないを自分にかける必要があります。
10年後、20年後の自分が納得いく人生を送るために、日々コツコツと研鑽したいと思います。
智子でした!
ポチっと押していただけると、超励みになります!
にほんブログ村






