2022.2 リライト




お話が通じないんです。

難しい話が出来ないんです。

ご自分の訴えや要求、気になったことに関する質問、そういうのをお口から一方的に吐き出すだけでこちらの話が入って行かないので、話し合いも出来ないのです。



こちらがどんな作業をしていようが、忙しかろうが、お構いなしなんです。



今、〇〇をしているから待っていてくださいねと言っても聞いてくれません。

仕事でものの数を数えているときに延々と話しかけてくるので数を間違えそうになります。



自分の要求は誰よりも優先されなければならないと何故か信じている様子です。



いつも。



誰も頼んでもないのにいつも我慢してて、

誰も怒ってもいないのにいつも恐縮してて、

他人の感情や顔色で何故か自分が傷付いてて、

強要していないのに多方面に気を遣って、

頼んで無いのに求めてない頑張りをして、

ヘトヘトになって定期的にキレる。



こんなに頑張っている自分の辛さをあなたは理解すべきだ!

と、話を聞いてくれる人にぶつけるのです。

いつも弱い癖に急に強気になるタイプの方もいます。



母と子の駆け引きの延長戦を、他人を相手にして続けているのでしょう。

そう思う理由としては、そういう人の親御さんと話すと、いつまで経ってもその人を大人扱いしていないのです。



スタッフはお母さんになるな、と昔から上司が常々言っていたけど、もう少し言えば。



多少は母親にならなきゃいけない部分はある、避けられない時もあるかも知れないと思う。



でも、そういう人の母親は、母親としての仕事を最後まで出来てないからその人がそういう人になった訳なのです。

だから、スタッフはその人のお母さんが出来なかった部分を補完する形で肩代わりする必要があるのかも知れないと思います。



スタッフは利用者が、お母さんとの関係のパターンを抜け出せていないときに、



その人の「お母さんからの巣立ちを手伝う」ことを意識しないとなのかも、知れない。うん。



なかなか上手く、言えないな。

もう少しで言語化出来そうなんだけど。



利用者のお母さんの代わりに、本来その人のお母さんが、その人を巣立たせるために言うべきだった言葉を、態度を、してあげる必要があるのかも知れない。



本当の母親の仕事って、ありのままを受け入れてから、巣立たせて自立させるまででしょう。



傷付いてボロボロの荒れた状態を一旦そのままの酷い状態で受け止めてみたり。



時には一度も本気で叱って貰ったことがない人に、本気で叱ってみたり。



優しくしながらも、


この優しさはあなたが自立出来る様になるまでの限定的なものですよと。
いつかあなたは一人で歩かなきゃいけませんよと、常に示しながら、明言しながら、優しさを無制限にはあげない。


優しくする→応援する→自立を促す。


本来、親ってそういうもんでしょ。
職業すら親の思い通りのロボットにならなきゃ認めなかったり、自立を妨げる程に甘やかすのはただの親の欲望。
自立を視野に入れない対応は親の怠惰ですよ。
親がやった方が早いことでも、本人にやらせて出来るようにさせるのが親の仕事です。


そういったことが親に出来てないのだから、福祉か、教育か、誰の仕事なのかよくわからないけど、必要なんだろうな。
だって、人間は不完全だから。


みんな無資格で試験も無しに親になるじゃない?
今は核家族だし、親戚付き合いも希薄。
平に子育てするなんて難しいよなあ。


自分が自分の母親になれるくらいに心身共に成長しているのならば、育ててくれる第三者なんて本当は必要が無いんだけどね。


まだ幼かったり、若かったり、あまりにもあんまりな生い立ちだったり、
それを求めるのは酷かなと言う人も、なかにはいるようだから。


上から目線?


うん、上から目線されたくなければどうぞ自立してくださいな。


母に貰うべきだった愛情を赤の他人に求めてこないで下さい。


父(社会)への恨みを、通りすがりの人間にぶつけてこないでください。


世間に潰されずに、他人に恨まれずに中庸に生きて下さい。