崖と雨 (詩) | メディカル呼吸協会(メディカル呼吸®︎)山本理恵

メディカル呼吸協会(メディカル呼吸®︎)山本理恵

癒しの女神看護師25年/メディカル呼吸®開発者。パニック・不眠に届くセルフケア講座と、子育てママの癒しの声レッスン主宰♪



突っ走って
信じてここまできた

知らなかった
崖にたってたなんて

花束に埋もれたあたし
心から笑ってたんだ

一瞬で全身に何かが走り
笑顔が凍りつく

私の体はガラス細工

話しかけないで
話しかけないで

立ってるのでやっとなの
今にもその声に
粉々に崩れ落ちる

恐怖怖れ悲しみ不安孤独

何十年分が襲う

吐き気に耐えながら

やり過ごすしかなくて

毎日毎日
私の変わりに空が泣く

バチバチと地を打ち付けた

ゴロゴロと空を割る

あえて
濡れていきたいの
あえて
冷たい雨に打たれたいの

繰り返す過ちを
洗ってくれると
思うから

でも
気づいたんだ

それは
本当に過ちなのか?

それは
誰が決めたのか?

恐怖怖れ悲しみ不安孤独
ずっと手を繋いできた

そのまま横に居させてやれ

そいつが居ると知れ

共に生きる

そのままでも
進むことはできる

粉々に崩れたりしない

心は
柔軟で
どんな形にも変わる

梅雨の合間の晴れ
ほら
なんて美しい空だと思うだろ?
空の青さを
空の透明度を知るだろう?

空は空でそこにある

泣いていて見えなかっただけ
空がなくなったりしない

ここは今にも崩れそうな
崖なんかじゃない

雨でも
洗えやしない

手を繋いでいくの

その感情と共に。。。