幼い女児ばかりを狙った猟奇的な殺人犯が逮捕されました。事件の猟奇性とともに、犯人の父親が優秀な警察官だったということでニュースになっています。


わたしは、このニュースを見たときユルゲン・バルチュ事件を思い出しました。
事件の背景には家庭環境や生育歴があるというのが犯罪心理学の仮説です。
わたしは、毒親問題が背景にあったのではないかと想像します。以下は、わたしの想像に過ぎませんので、あまり信じないでください。
この犯人の両親は警察官でした。特に父親は勲章をもらうほどの優秀さでした。この両親は家庭の中でも警察官だったのではないか、というのがわたしの仮説です。家庭内に警察官がいて、家庭内が警察の論理で支配されていたとすると、そんな家庭で育った子供はどうなるのでしょうか。
子供は常に犯人あつかいされていたのではないか。幼い頃からそんな家庭で育ったら、どうなるか。一つの回答がこの事件だと思います。
家庭には家庭の論理が必要です。つまり愛情の関係です。かつて家庭には「おふくろさん」という存在がいて、社会の論理を家庭に持ち込む父親に対抗していました。だからこそ子供たちは安心して育つことができました。
そんな家庭がもはや失われているわけです。「おふくろさん」はもういません。女性が社会に出てしまったからです。
これと似たような事件に、優秀な医科大学の教授の息子が放火して母と妹を焼死させた事件がありました。医師の父親は息子に猛烈な勉強を強いていました。この勉強が嫌で放火したというのが事件の真相です。
これも家庭が学校の論理、勉強の論理に支配されていたことから起きた事件だと思います。
社会的には優秀な父親が、家庭内では毒親だったということになります。
むろん、事件の類似性から推定しただけの仮定なので確かなこととは言えません。わたしは毒親育ちなので、ついつい、こんな見方をしてしまいます。
子育ては、親子が仲良くすること、これにつきるようです。

