世界の将来はどうなるのでしょう。文明の進展はどのような世界をもたらすのでしょう。

①主権国家の共存(棲み分けの世界)
 世界各地に多数の主権国家が存在し、各国が互いに治安を維持しつつ共存する状態。これが世界の将来像であるならば、いろいろな問題はあるにせよ、現在の世界情勢はかなり理想に近いといえるでしょう。古風に言えば「世界万邦をして各々その處を得しむる」ということです。

 しかし、その情勢を乱す勢力があります。それはグローバリズムであるように思います。

②世界の統一(進化論の世界)
 特定の国家なり民族なり思想なり宗教なり資本なりによって世界が統一されることが理想像であるならば、世界はまだ理想から遙かに遠い状態だと言えるでしょう。将来的に必ず戦争が起こるに違いありません。ユダヤ資本が世界を統一するのか、共産主義が世界を統一するのか、はたまたイスラム教が世界を征服するのか、全く不明ですが、この将来像に立つならば未来は戦争です。

 幕末明治以来、日本はグローバリズムの荒波の中でなんとかナショナリズムを維持してきましたが、この先どうなるかは不明です。

 世界の将来像としてどんな理想を持つかによってグローバリストになるか、ナショナリストになるかが別れるのだと思います。上記の①と②を比べるならば、私は①の方が良いように思うのですが、どうでしょう。多様性を認めつつ、主権国家を責任単位として世界に共存体制を構築するのです。その方が平和的で現実的ではないでしょうか。特定の国や思想や宗教や資本が世界を統一するなどまさに悪夢です。