都知事選挙の立候補者のうち何人かは脱原発を訴えている。意味があるのでしょうか。東京都にそんな権限があるのでしょうか。ないです。エネルギー政策は国家の政策だし、原発は電力会社の問題だし、大株主とはいえ全体の株式の1%程度しか都は保有していません。なんだか左翼の平和主義と同じような論理です。

平和、平和と日本が平和を訴えてみても国際社会は何とも思いません。そもそも並の軍隊さえ持たない軍事小国の日本が平和を訴えたところで国際社会は冷笑するだけです。アメリカも中国もロシアも、そして韓国さえ笑うでしょう。

世界一の軍事大国アメリカが平和を訴え、戦争放棄を実行したら、これは大きな国際的出来事になります。世界に軍事的な空白が生じるからです。あるいは世界中の国々にアメリカが戦争放棄を強制すれば、ひょっとして平和主義を実現できるかもしれません。しかし、黙って言うことを聞く国はありませんから、軍事力を背景にして戦力放棄を強制せねばなりません。マッカーサーが日本に対してやったことを世界中にやるのです。非現実的です。結局のところ、世界平和は夢でしかないでしょう。

ところが左巻きの脳を持つ人々には、世界の現実が見えないようです。現実性などどうでもいいのでしょう。東京都と直接の関係がない脱原発などと言う政策を主張する候補者を勝たせてはならないと思います。