私が大学を卒業して会社員になったのはバブルの直前でした。当時、マスコミの話題と言えば世代論でした。「新人類」という意味不明な言葉が世にあふれていました。

私にとって世代論が大いに迷惑だったのは、会社の上司たちが「新人類」という言説を頭から信じてしまっていたことです。ひどい目に遭いました。

新人類などというものは、馬鹿な学者とアホな評論家と金儲けに走るマスコミ各社がタッグを組んで仕掛けた書籍の販売促進に過ぎません。それを頭から信じ切ってしまい、目の前の若者を素直な目で見ることが出来ず、「新人類」というレッテルを貼り、色眼鏡でしか人を見ることの出来なかった低脳な上司たちを思い出すと、今でも向かっ腹が立ちます。

そんな私ですから、世代論は基本的に嫌いだし、信用しません。どんな世代にも多様な人がいるに決まっているからです。しかしながら、どうしても世代論を展開したくなる対象があります。占領軍が日本を占領した昭和二十年から昭和二十七年までの間に少年期を過ごした世代です。

この世代の日本人は占領軍とその手先どもに洗脳されてしまいました。学者や評論家やマスコミにさえたわいもなく洗脳されるのが日本人です。占領軍の洗脳工作はうまくいきました。占領軍は検閲を実施し、戦前戦中の書籍を焚書し、報道機関をプレスコードで縛りました。これは歴史的事実です。多少の例外はあるにせよ、私はこの世代を「被洗脳世代」あるいは「植民地脳世代」などと呼ばざるを得ません。洗脳されて共産化して左翼化したこの世代は不思議なまでに反日的に成り下がっています。さらに悪いことには、この次の洗脳に伝搬していることです。同じ日本人ながら、なんとも哀れで迷惑です。「早く死んで欲しい」と言いはしませんが、心の中では叫びたくなります。

せめて死んでしまう前に、占領軍の洗脳から覚めて欲しいものです。