え?

予想しておられました?


すみません💧


そういう訳(ってどんな訳?笑)で「その2」です。



今回の場所は、先週金曜日に訪れたこのお寺。


県北部にある大寧寺です。

近くには県内有数の温泉施設があり、あの星野リゾ◯トも進出。

もっとも、なかなかのお値段で、私なんかとてもとても💦

それはともかく。

このお寺は、15世紀前半にあの漢陽寺同様、大内氏により創建されました。

そして、その大内氏最後の戦国武将大内義隆が陶晴賢の謀叛に遭い、このお寺で自刃したことでも知られています。

その陶晴賢も毛利元就に滅ぼされ、西国の勢力図は大きく塗り替えられることになるのですが、それはまた別の話。

と言いながら、その趨勢を決することになった厳島合戦においてあの村上水軍の働きが大きかったことに思いを致すと、一昨年因島ドライブを楽しんだ私としてはついつい妄想が。笑


いえいえ、やっぱり軌道修正💦

話を 元に戻しまして、と。


本堂の隣には墓所もあります。
その墓所の奥深く、件の大内義隆のお墓もあるということですが・・。

この傾斜と足元の悪さに怖じ気づき、ちょっと行くのがためらわれましたので、ご容赦くださいませ。

高齢女性が転倒して救急車で運ばれその後寝たきり、なんてことにでもなりましたらそれこそ目も当てられません。笑

さて、この大寧寺は、そういう歴史的故事と合わせて、県内屈指の紅葉の名所としても知られています。

何を隠そう、昨年の拙ブログ第1号のあの紅葉も実はここだったんです。


11月中旬ともなれば、近隣は元より遠方からもたくさんの観光客が訪れ、土日には駐車場に入りきれない車が車道で待ってる事態も💧


これまでも紹介させて頂いた通り、県内に紅葉の名所は数ヶ所ありますが、その美しさという点においては、この大寧寺の紅葉が一番のように思えます。

無論、これは、あくまでも私個人の私見ということですが。


この日はまだ少し早い感じもしましたが、それでも十分色づいてましたので、ご覧頂ければと思います。














もう1つ、この大寧寺に関しては以前から不思議に思ってたことがあるんですね。


それは・・。



大寧寺の境内の奥に進むと、こんな赤い鳥居が見えてきます。


あ!キツネさん!
そうなんです。
ここ、豊川稲荷なんです。
でも、なぜここに?


で、今回ちょっと調べてみたら、ここにも知られざる歴史があったことが判明!

それは、幕末のいわゆる七卿落ちで三条実美がここ大寧寺に一時寄寓していたことに端を発しています。

明治の廃仏毀釈の折、その三条実美が愛知妙巌寺豊川稲荷を庇護したことに妙巌寺住職が恩を感じ、その縁で90年後の昭和36年に大寧寺敷地内に勧請されたとのことでした。

参道にも色づいた紅葉が。

それにしても、100年前の出来事がお稲荷さんを招くことになったなんて、ちょっと面白いエピソードですね。

大寧寺と豊川稲荷の間に都落ちした三条実美ありき!

こう言ってはなんですが、今では、ひっそり佇む大寧寺よりも、後から来たお稲荷さんの方が皆さんを引き寄せているような感じも・・。

やっぱり、赤い鳥居って、妙に人を引き付けるところがありますよね。

もっとも、私も調べるまではそういう歴史があったとはちっとも知りませんでしたので、そんなことを言える立場ではありませんが💧


そうそう、調べていてもう1つわかったことが。

その三条家。

あの応仁の乱の真っ最中にも、戦乱で荒れ果てた京を離れ、お公家さんの何人かが大内氏を頼って疎開(?)して来てるんですが、そのうちの一人に左大臣三条公頼というお公家さんがいて、この方、あの武田信玄の正室三条の方のお父様でした。

え?なぜそんなことにこだわるのか、ですか?

井上靖の「風林火山」に彼女が出てくるんです。

父親である諏訪頼重を騙し討ちにした信玄の庇護を受けるようになった由布姫に、三条の方が会いに来る場面があるんですが・・。

由布姫の美貌に嫉妬した三条の方は、こう言い放ちます。

まこと、国は滅びたくないもの。

それを黙って聞いていた由布姫は、三条の方が去った後その言葉を復唱し、信玄に身を委ねる決心をするという、重要かつ印象的な場面でした。

由布姫にそう言い放った三条の方もまた、その後、父親である三条公頼が先に述べた大内義隆と共に亡くなってしまうという、まさに運命の皮肉と言わざるを得ない結果になるのですが。

そして、由布姫が産んだ息子の武田勝頼が武田家最後の武将となってしまったことにもまた・・。

由布姫にしろ三条の方にしろ、戦国の世に生きる女性の悲しい姿を思わざるを得ません。

おそらくこれらのことも、今回大寧寺や豊川稲荷のことを調べなければ知らないままだったと思います。


こうしてブログを書くために調べたり、皆さんのブログを読ませて頂くことによって、それまで知らなかったことを知る「学び直し」の機会も多くなったような気がしています。


そして、それまで「知ってるつもり」(って、タイトルの番組がありましたね)になってたことにも気づかされたりもしています。



ここまでご覧くださり、ありがとうございました!