営みに抗うような、
不自然さは、
不協和音は、

わたしだけで感じたものじゃなく





あちこちに、
はびこっているようにも感じた。


 



父と母から
受け継いだものも。




旦那さんのお母さんから聞く話しからも
お父さんとの結婚生活でのことを聞く度、

受け継いでいるものを感じた。









わたしは、
いつからだろう?


昔、ある出会い系サイトに辿り着いてから、
そこで、パートナーとなる人を
探していたように思う。

 

学生のときから


大好きだった思っていた、
この人と過ごしていたときも。


今はマッチングアプリとか主流だけど、


当時は、
出会い系サイトって
なんか怖いイメージだった気がする。








探して、
見つからなくて、

退会して、

また、1~2年後にそのサイトに戻る。





その繰り返しだった。








その中でも
見てきたこと
感じてきたこと





なんというか、
DNAに受け継いできたものというのかな







その全てで、
営みに抗う不自然さも

本能で誰かと繋がりたいという想いも



垣間見て気がする。








旦那さんが
「彼?
彼氏?」
と聞いた人も





その出会い系サイトで、
見つけた人だった。







踏み出そうとしては、
結局、やめたようとしたわたしに、


「俺のことを嫌いなら止めない。

だけど、
そうじゃなくて、
また由香さんが愛を探すなら、俺にしなよ。

由香さんが諦めてきた
女の幸せをあげるから

後悔はさせない」




そう言った。







そうか、

わたし、
ずーっと、愛を探してたんだ。


その言葉が心に触れて、
涙が止まらなかった。





そこから、
本当に、
わたしが諦めていたもの

求めていたものを


叶えてもらった。






長い間、
ずーっと
入っては退会して
入っては退会して
と繰り返していた

その出会い系サイトも

ようやく、
そこで終わった。









ただ、
その人と

快楽を重ね
満たされ


幸せな気持ちになり



そっちに比重を置けば置くほどに、








家に帰れば
ますます
わたしの根っこからの本当の気持ちを
旦那さんに出せなくなっていった。





隠すことで、
隠せなくなったものがあったのだろう。








だから、

全ての経験から
DNAに受け継いだものから


命の根源を癒すように


このタイミングで
エロティシズムが生まれたようにも思う。









ヒリヒリした夜も

眠れぬ夜も



エロティシズムの香りを感じると、

深くから

ほっとした。







営みに抗ってきた不自然さを


わたしの命を繋ぎ

脈々と受け継いできたものも




根っこから

癒えていく気がした。