次の新月は、水瓶座の新月で、
2月5日。
何度もその日にちを目にして、
あぁ、そうだったんだ。って気づいた。
2月5日は、
このブログにも何度か書いたこともある、
わたしがずっと忘れられなかった人の誕生日。
つい1年前くらいまでは、ずっと忘れたくなくて想いを握りしめてた。
そうだったんだ。
一番最初に、わたしをひらいたのは、
この人だったんだ。
ブログに、わたしのいろんな性を書くようになったけど、
そうだ、
わたしを一番最初にひらいたのは、Kさんだった。
いろんなひらきとか、
いろんな目覚めはたくさんあったけど、
オンナとして目覚めたのは、
そのときだったんじゃないかと思う。
出会ったときは、
職場の先輩と、先輩の旦那さんの会社の人たちとの飲み会で、
わたしは24歳で今の仕事に入社したばかりの、遠距離恋愛中。
彼は11歳年上の35歳バツいち、束縛の激しい彼女がいる人だった。
わたしは、今、
出会ったときの彼の年齢になったんだなぁ。
出会ったその日、
彼はわたしの目の前に座っていて、
話しの中で、SかMかわかる心理テストをしよう、と言われた。
ジャンケンをするようにぐーの拳をわたしに差し出して、
「顎、乗せてみて」と。
顎を乗せて、どうしたか覚えてない。
恥ずかしかったのだけ覚えてる。
その様子を見て、
Kさんはふっと笑って
そして、
「ゆかちゃん、Mじゃないね。
ドMだね」
と言った。
その瞬間、
一気に体温が上昇したのがわかって、、、
わたしはドキドキが止まらなかった。
帰り際、
みんなが連絡先を交換する中、
わたしは「今日だけだしな」って、
ひとりぼーっとしてたら
Kさんがやって来て
「ほら、ケータイ出して。
連絡先教えて」と。
連絡先交換する必要ある?と思ったんだけど、
交換してしまった。
そのあと、ご飯に誘われて、
社交辞令なのでは?と思ってたりして、
わたしは返さなかったんだよね。
出会ったのは11月で、
年が明け、
「今年こそはご飯に行こう」と誘われて、
それまでに自分のプライベートでいろいろあったのも重なって、
もう、ご飯くらいなら行っちゃえ、と思った。
初めてのご飯は、
夜景のキレイに見えるオシャレなディナーを予約してくれていて、
てっきり居酒屋かと思ってたし、
着いた瞬間にびっくりしたのと、
大人ってすごいなぁ、って思った気がする。
大人ってすごいなぁ、
きっと、女の人に慣れてるんだろうなぁ、って。
そんなKさんとの食事は、すごく楽しかった。
そこで初めて、気まずそうに
「言ってたかな?俺、バツイチなんだよね」って言われて、
正直、感想は
「ふーん」それだけだった(笑)
結婚経験もありそうだよね、
それもいいんじゃない、みたいな。
元奥さんのこと、
結婚生活のこと、
今の彼女のこと、
遠距離恋愛の彼氏のこと、
いろいろ話した。
Kさんは、
ドライな関係の奥さんと子どもが出来る前に離婚に至り、
そのあと真逆の束縛の激しい彼女と付き合うことになったそうで。
「違うタイプが合ってたってことなんですね」って言ったら、
「わからないんだ。
合ってるのか、わからない」と。
「え??でも、好きでしょ?」
「自分でも好きかどうかも、わからないんだ」
「え??好きかどうかもわからない???
そんなこと、あるんですか?」
その当時、好きにまっすぐだったわたしは、
「好きかどうかわからない」が本気で理解不能だったの。
大人って、複雑なんだね、って思った。
Kさんは、それで幸せなのかな??って、思った。
本気で人を好きになったこと、あるのかな?って。
会話の中で、
誕生日の話になって、
「わたし、12月27日です」と答えたら、
「??!」
Kさんは、とても驚いて、「彼女と同じ日だ」と言った。
二人で顔を見合わせて、
こんなこと、あるんだねって、わたしも驚いた。
食事が終わって、
送ろうか、って言ってくれたあと、
お互い明日も休みなのがわかって
「まだ時間大丈夫なら、ドライブしない?」と、
彼の地元にドライブに行くことになった。
ドライブしながら、さらにお互いのこといろいろ話して、
一緒にいると楽しいなぁ♡と、素直に思った。
彼の地元から、
わたしの家の近くに着いて、
車を停めながらまたいろいろしゃべって、
彼氏のことをまたいろいろ聞かれ
そのときもう8ヶ月くらい会ってないのもKさんは知ってたからね、
ん?あれ?
この流れはヤバいかもしれない、、、と思ってたら、
Kさんに抱きしめられた。
「寂しかったね」と言われて、
まったく寂しくなかったと言ったら嘘になるけど、
彼氏とは毎日連絡を取ってたから、
寂しかったわけでもなかった。
寂しかったとか、
そんなんじゃなくて、
それが理由とかじゃなくて、
わたしはKさんが抱き締める腕をほどけなかった。
お互いに、それを口実にした。
キスをされて、
Kさんがわたしの体に触れて、
わたしの体を高めて、
わたしだけ昇りつめた。
それだけ。
それだけでKさんは、わたしを抱きはしなかった。
わたしだけ気持ちよくしてくれて、
ここも大人だなぁ、って思ったけど、
Kさんは「意気地がないだけだよ」と言った。
でも、
それからわたし達は、
夜に会うようになった。
夜、じゃない、
みんなが寝静まった夜中。
でも、いつも、彼はわたしに触れるだけ。
キスをして、わたしに触れるだけ。
わたしを溢れさせるだけ。
わたしが昇りつめるだけ。
だけど、
それでもわたしはとても気持ちよかった。
たくさん触れられて、
たくさん語り合う。
好きとは言わなかった。
わたしも、彼も。
この人が好きだ、って思った。
その好きを
わたしは自分の中だけで溢れさせた。
(つづきます)