(大好きな店舗の植栽風景。本文と関係ありません。)


大らかなエロスを感じた、南島・奄美の
「畦(アブシ)並べ」の一節です。


腕上げれ 上げれ
綾(あや)ハジチ 拝(うが)も

胸開けれ 開けれ
玉乳(たまち)  拝も

玉乳 掴(かち)めれば
添だしより まさり
(以下略 『奄美生活誌』より)

畦並べとは、奄美の"歌遊び"の歌唱方式で、
掛け合いにより、歌を継いでいくものです。


この歌をノートに書きとめたのは、
奄美に魅了された
20代の頃のこと。


私は、妄想しました。


胸開けれ 開けれ
玉乳(たまち)   拝も

胸をはだけて
お前の美しい乳房を
見せておくれ。


玉乳 掴(かち)めれば
添だしより まさり

美しい乳房をこの手に抱けば
添うこと(夫婦になること)よりも喜びは大きい。


解釈が当たっているかは、わかりませんが、

この時ほど
"玉乳"に象徴される
健康的で豊かな肉体を欲したことは、ありませんでした。


さて、当時は、"玉乳"の一節に心奪われた私でしたが、

最近になって、

「綾ハジチ」、美しいハジチというフレーズに、興味が移りました。


ハジチ(針突)とは
刺青、タトゥーのこと。


腕上げれ 上げれ
綾ハジチ 拝も

腕を高く上げると
袖口から、美しい紋様のハジチが
のぞき見えたのでしょうか。

腕を上げてごらん、
お前の美しいハジチを見せておくれ。


そこには男女を問わず
ハジチを美しいと感ずる民俗的感覚が
あったのでしょう。 


(2020-9-3  沖縄タイムス) 


いまはもう、あまり
ハジチを拝むことはできませんが、


かつて琉球・奄美には
ハジチの文化がありました。


アイヌ、台湾やニュージーランドの少数民族、シベリア、カムチャッカにも、その習俗文化があるようです。


琉球でのハジチには、
女性の成人儀礼の意味合いなどがありました。


明治政府の近代化政策のもと、
外国人から、野蛮だと見られないように、
明治32年(1899年)に禁止(分身禁止令)され、

逮捕や迫害の対象になったようです。
(2019年は、ハジチ禁止令から120年でした)


「価値観が急に180度変わり、
美が罪に、誇りが恥になった。
国が個人の身体を管理した恐ろしい事例です」
(「道標 学・術の最前線から⑧ イレズミ通して見る社会」山本芳美さん参照、2019-12-3  沖縄タイムス)


前回、テーマにした
「滅びゆく琉球女の手記」のなかに、

「いれずみではどこの家庭も困らされ」、
「いれずみの為めに、死ぬ迄故郷に置き去られねばならなかった」とあります。


時代の変化のなかで、
戸惑う苦悩が描かれてあり、

なるほど、そういう側面もあったのだと知りました。


ハジチにまつわるエピソードを少し。

はっきりとした時期は不明ですが、
「未婚で役に立ちそうなヤマトゥグチ(日本語)が話せる若い娘が
薩摩に連れて行かれた」といいます。

薩摩への連行を拒否するために、
明治政府が禁止していたハジチを自己流で突き、抵抗した祖母のことを記した文章もありました。
(テイ子トゥーシーさん「祖母カマドゥのハジチ」2021-9-27 沖縄タイムス)


また、アイヌの方は、
「曽祖母はその美しさにあこがれて、自ら願って入れてもらったという」と書いています。
(コラム「唐獅子」北原モコットゥナシさん「アイヌの針突」 2021-10-14 沖縄タイムス)


原料の詳細なことはわかりませんが、
「水草の青色のようなハジチ」という表現を
どこかで読んだことがあります。


今夏のオリンピックでは、外国選手のタトゥーが目につきました。


民俗文化としてのハジチが、

いまは、ファッションとしてのハジチに
移り変わるときでしょうか。


沖縄では、
ネイルや、Tシャツにハジチ模様を、
の動きもあります。


ハジチの紋様には、地域的な特徴もあるようです。
("あの世界"のハジチについては、不案内です)


締めくくりに、
ハジチの、その深き世界に寄せる文章に出会いましたので、ご紹介します。


ハジチ(刺青)とは、
身体に刻まれる紋様である。

現在の僕たちが姓名を
纏(まと)うように、

彼女たちは
ハジチを纏っていた。

自分たちが誰であるかを示すために、
そして生命の味わいに触れる
神聖な行為として、

その息吹を手や身体に
刻み込んでいた。

(『ハジチ 蝶人へのメタモルフォーゼ』の書評、執筆・沖隆寿さん、2020-12-19 沖縄タイムス)



最後に、ちょっと脱線しますね。
2019年に放映されたTVドラマ「ストロベリーナイト サーガ」


刑事役の二階堂ふみさんと、
極道役の山本耕史さん。

互いの好意を告白しないまま、
突然の危機に遭遇した二人。

山本耕史さんが、
二階堂ふみさんの手をサッと取って、逃げる場面です。

なんだか、胸キュンでした。

自身の職業?を隠している山本さん。

たしかこの回だったか
山本耕史さんの、はだけた胸元から
刺青が見えたような。

それだけでなく、抱き合った山本さんの背中一面に
刺青があったような。

ワオッ!と思った瞬間でした。



皆さま、こんにちは。
寒くなりましたね。

マリンは元気で寒さに向かっています。


最近のマリンは、

網戸に、だーっと登るのが
マイブームです。

叱られるのを承知で、
わざと
気を惹くために登っているフシもあります。

体重が重いからか
10秒?で飛びおります。


どうか、破れませんように❗️
(今春、ようやく張り替えた網戸なんです。泣笑)

相変わらず、
何にでも興味津々。

花を活けていると、水盤の水を呑んでみたり、
葉っぱの匂いを嗅いだり。

植物毒には、注意しています。



ところで、
ヨハネス・フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」ですが....

似てません?
マリンの視線、表情。笑

(画像、借用しました)


最近からはじめた
庭の草木花を飾ってみるシリーズ。

もう何だか夢中です。
活けてみたい衝動にかられ、
次々、浮かびます。

いろんな方のブログで拝見しているうちに火がつきました🔥 笑。

庭をデザインするガーデニングや
寄せ植えなどをなさっておられる方々と
気持ちが似ているかもしれません。

あれこれと、出来上がりを想像し、
わくわく!

朝、1番の作業です。

庭木の剪定を兼ねながら、
活けたり花瓶に挿しています。

ご覧の通り、
生け花は、少しかじった程度ですのでご笑覧下さい。

花木に、親しみが更に増しました。

(玄関 南天と、名前不明の枝)

赤紫の枝には、濃いピンクの小さな花が咲きます。


庭でいちばん好きな南天のある場所。



(玄関 八重咲きハイビスカス 2021-11)
左側の花は、萎れかけの美 笑



(玄関 植物の名前不明)
ブロ友さんから、花の種類のヒントをいただきましたが、まだ特定できていません。)



(玄関 アロエベラ?の花)
kikoさん、アロエの花です。
我が家のは、貧弱ですが、それなりに美しいです。


アロエ、食べていますよ。


こちらは、キダチアロエ。火傷対策用


(カンノンチク=観音竹と、名前不明の小花)

カンノンチクは、風水的にいいそうです。
花言葉は、「平安な日々」。

新築した30数年前から、玄関脇で
時を刻んでくれています。
小さな花も、咲きます。





(床の間 南天の実・枝とカンノンチク)

南天に実がついていましたので、
お正月まで待てなくて、飾ってみました。

ご訪問、有り難うございました。

皆さまのところへは
楽しみながら、ゆっくりお邪魔させて下さい。

寒さ厳しいおり、
疲れをためず、乗り切りましょうね。
闘病中の方々が、少しでもいい方向に向かいますように願っています。

トックリキワタの花、
まだまだ咲いています。
近くなので、眺めに行っています。




花の終わりには、黄色が出現。
結実の準備でしょうか。

さてさて、おしゃべりが止まりません。
最近、ハイ⤴︎ です。