犬に関することを
ネットで探していたとき


検索の網にかかった
「サライ」の記事などで


かの川端康成氏
(1899・明治32〜1972・昭和47)
が愛犬家だったことを
知りました


文壇では
有名な話だそうで

氏は、自身で繁殖も行い

文壇の方々、たとえば
坂口安吾さんや宇野千代さ
んらに譲っていたそうです


時代状況もあるでしょうが
好きな犬種を海外から
取り寄せるほどで


純血種へのこだわりなども含めて
川端氏の、犬愛に
ちょっと驚きました




Wikipediaによると

川端氏が
最初に犬を飼ったのが
昭和3年(1928年)、29歳頃

犬の名前は、「黒牡丹」
耳のところに
黒い牡丹の模様があったそうです

その翌年ぐらいから
小鳥や犬をたくさん飼いはじめています


氏の「禽獣」という小説に
は、そうした体験が反映さ
れていると言われています


あらすじを読むと
ちょっと煩悶しそうな内容
ですが、いつか読んでみた
いと思います


「サライ」の記事で

川端康成氏に
「愛犬家心得」なるものが
あることも知りました


それに付随した
氏の考えの"深さ"に

気持ちを新たにすることが
できました


青字は「サライ」からの
部分引用です


引用されている原本に
当たる術なく、孫引きと
なりました
(改行・行アケしました)


(中略)あまり犬芝居めく
しつけ方も、
私は好ましいと思わぬ。

また、鵜の目鷹の眼で、
犬の心理を観察するにも
当たらぬ。

(中略)ただ、雲や水を眺め、
草花を賞(め)でるのと
同じやうに、

犬を通じて自然の心に
入るのが、
なによりであろう

(「犬」クラフト・エブィング商會編集、中公文庫、川端康成著・愛犬家心得から抜粋)


草花などを
賞でるように

犬を通じて
自然の心に入る


つまりは
犬を、犬として受け入れ

"つつましやか"に
その存在に心を寄せる
ということでしょうか


けっして
人間の興するように
ではないのだと


愛犬の気持ちを知りたくて
過ごした、かつての自分を
自戒の目で思い浮かべます


「愛する犬のうちに
人間を見出すべきでなく、
愛する犬のうちに
犬を見いだすべきである」


川端氏のこの考えは
犬に限らず
あらゆる生き物に対する
尊重につながるように
思います


人間の浅い思慮で測らず

人間感覚で"すごい"を
求めすぎず

苦痛を与えないこと


とくに今、私は
知能が高いとされる動物達
の受難が気になります


動物番組でのチンパンジー
の見せものの手法、動物へ
の配慮不足などについて

飼育している動物園に指導
が入ったというネット記事
も目にしています


長い目で見て、生き物に対
する思考がいま、どのあた
りにあるのか

畜産の世界も含めて
動物福祉の考えを深めてい
きたいと思っています


少しでもよりよい方向に変
化し、困難にある動物達の
生(せい)が救われてほしい

多くの方々が声をあげ活動
されていることに
賛同しています


参照した「サライ」のタイ
トル部分(画像のみ)です。
勉強になりました




「愛犬家心得」は資料とし
て全文を見ることが叶わず
省略致します


最後に

日本の法律では
"物"として扱われる動物に
「動物主体の法整備」を
訴えておられる諸坂佐利氏
の記事を添付します

(沖縄タイムス 2020-6-18)


下は、日本犬の一種で
沖縄原産の種とされる
「琉球犬」です
(画像はWikipediaからの借用です)





すっかり
ご無沙汰してしまいました

お訪ね有り難うございます

あちこちから春の花だより
が届いています

めぐる季節、有り難く

鳥たちの元気な鳴き声を
耳にしながら

野山に棲む
野生の動物たちにも
無事に春が来ていることを
願っています


緋寒桜のサクランボや
桑の実(マルベリー)を
アップしてみました


桑の実は、食べています
栄養価が高いみたいです

子ども時代と変わらぬ味
紫の果汁が指を染めます

皆様、今日もお元気で!