ある方に
コメントを書いていて


思い出したことが
あったので
書いてみます



今から
10年ほど前のこと



当時

仕事をしながら
趣味の
関係団体の記念誌を
作っていました


そういえば....

10年後のいま

また、その記念誌を
編集しているんです


とても忙しかったの
ですが....


勤務している会社の
関係団体でしたので


始業前や
本業が終わったあと


その関連部局に伺って
作業をしていたのでした



書記として
超多忙でしたが


このくらいの
忙しさは大丈夫と
頑張っていました


ある日
その部局から本業の
部署に
夜、戻ると


上司が
まだ残っていました


大丈夫?
無理してない?


と優しい声を
かけられて...


大丈夫なように
見えませんか、というと


上司は

いやー
きつそうだな、と


....


その上司は
バリバリ働いて
活躍されていた方ですが



うつ病になり
仕事復帰を
したばかりでした



あのー
うつの時
どんなでしたか?



いやー
ひどかったね

会社の玄関までは
来れるけど
どうしても玄関に
入れない時が
あったり


会議に出ても
心臓がドキドキして
気分が悪くなったり...

いろんな症状を
話して下さいました



そうだったんですか...




その翌朝のこと

早朝4時に起きて
パソコンを
しはじめてすぐに



それは
とつぜん
やって来ました


あっ
なんだか気分悪い
何だろう...



パソコンの手を休め

ちょっとボーッとした
時間があり


音を聞きつけた
愛犬が
タッタッタと尻尾を
たててやってきて


お散歩? みたいな
顔をして


わたしを見つめて
いるんです


でも わたしは
非人間のように


感情が どこかに
飛んでいました



愛犬とわたしの間に

ベールのような
透明なカーテンが
かけられている感じでした



いはば
住む世界が違っている
ような感覚


ごめんね、ルル

いま
わたしは  いないのよ


そう思ったとき


自殺する方って


こんな
感情喪失なのかしら


一瞬、そんなことが
脳裏を
よぎりました


そのあと

心臓が
大きくバクバクして


過呼吸になり


死ぬかもしれないと
いう恐怖に襲われ...





家人に
教えられた通りに
大きく息を吸うのを
繰り返すと


ようやく呼吸が落ちつき
ましたが


ベッドに仰向けに 
たおれこんで...




朝9時を待って
総務部長に連絡しました



彼はわたしの
元上司

親しい間柄でした


どうした?!


朝、突然、気分が悪く
なって過呼吸になって...

会社の産業医のいる
病院、教えてください



そうしてわたしは
はじめて

心療内科を受診しました



医師の前で 
たくさん 話しました


医師が言うには

いま、その仕事を
やめると 気持ちの
負担が大きくなるので

薬を飲んで続けなさいと

中毒になるような
薬でないことと

こういうことで
死にませんから
安心しなさいと



前日に
上司から聞いたのと
同じ症状になった私


思い起こせば
前兆は ありました



友人との飲み会で
その方のお父様が
顔面神経痛を
わずらった話を
きかされ


数日後のある夕方


ビールを飲みながら
パソコンを打っているとき


左のほほに
なんだか違和感を感じ

触ってみると
硬い塊のようなものに
触れ


驚いて鏡を見ると


左の頬が
くちびるにかけて
陥没して
固まっていました




驚いて 慌てて
頬をもみ...


神頼みしました



幸い 数分で硬さが
ゆるみ

元に戻りました



友人の話の通りの
表情になった私



影響を受けやすい
タイプなんでしょうね


....




過呼吸症状のあと

気分の悪さと
胸の痛みのようなものは
その後もありました



気分が悪いと
すぐ服用して


残りは
いざという時のために
持ち歩きました



どのくらい
続いたのだったか...


一番心配だったのは


趣味の舞台や
アナウンスで

過呼吸になったら
どうしようと
いうことでしたが




ひとつひとつ
クリアしていきました




わたしは
原因を ずっと勘違い
していました


2年間



その部局の忘年会で
泣きました



最初の年は

挨拶の番が
回ってきたとき


すっと立ち上がって



わたしはいま
皆さんと
まったく違う気持ちで
ここにいます、と

話し出していました


賑やかだった場の雰囲気が
一瞬にして
かたまったかも
しれません



言葉がふいに出て

わたしにも
止めることができません
でした



驚いた同僚が
わたしの足をひっぱり



もう、いい
やめろと...



それから
泣き出したと思います


翌年も
また
同じような場面に
なりました




産業医の
カウンセリングを
数回 受けて


時には
1時間、しゃべり続け


そうして
ようやく 本当の原因に
思い当たりました



発症したのは
忙しいからでは
ありませんでした


もちろん 
要因の一つでは
あったと思います




それは
わたしが吐いた
暴言にヒントが
ありました


原因がわかって
すっかり回復しました


ただ

その経験から


こころの限界を
学びました



こころは
自分で思う以上に
ダメージを
受けているのだと


気づきました

(記憶の時系列が前後しているかもしれません)






心愛さんの事件
あまりにも対応が
ひど過ぎます

どんなに長い期間
苦しみの
中に置かれたのでしょう

心が痛いです