朝は  いつも

散歩に行こう と
ルルに
起こされたのに

いつの頃からだろう

私が
起こしに
行くようになった

耳もずいぶん
遠くなり

眠り  深く

耳もとで  そっと
名を呼ぶ

ときたま
シーツも濡れて

足早やに
おとずれた
老化に

たじろぎつつ
祈りつつ
           (老化)