絵本と孫ちゃん大好き、絵本講師しみずちえこです。
先週土曜日の
大人のための絵本の会で
またステキな絵本を
読んでもらいました。
西内 ミナミ /さく 堀内 誠一 /え
福音館書店
ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。
(福音館書店 作品紹介から)
ロバート • マンチ /作 乃木 りか /訳
梅田 俊作 /絵
岩崎書店
お母さんがあかちゃんをだきながらうたいます。アイラヴユーいつまでも アイラヴユーどんなときも…。全米で1500万部突破のベストセラー絵本の日本語版。静かに、やさしく親子の愛情のきずなを語る、世代をこえて感動を呼ぶ、ベストセラー絵本です。
(絵本ナビ 作品紹介から)
今の私の心に
ぴったりの絵本でした![]()
読んでくれたメンバーさんに
「私の今の気持ちを思って
選んでくれたんですか?」と
聞きたいほどでした。
悩みというほどではないのですが
少し心に影を落とす事柄の
答えになるような、
これでいいんだよと
指し示してくれるような絵本でした![]()
••••••いいえ
ちょっと違います。
絵本の世界に入りながら
自分の深いところの
自分が知っている答えに
たどり着いたのだと思います。
『ぐるんぱのようちえん』では
ぐるんぱの一生懸命さがもたらす
明るくて幸せな結末に希望をもらい
『ラヴフォーエバー』で
子どもを愛する母親の
共通の思いに感動して
母親はひたすら
子どもを抱き、愛を伝えるのみ
と確信する。
字を追って
自分で読んだのでは味わえない
読んでくれる人の優しい気持ちごと
飲み込むように受けとる。
絵本は読んでもらって初めて
心にしっかり届くことを
実感しました。
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尊敬する
松居 直さんの言葉
松居さんが絵本の編集者として
言い続けた言葉です。
絵本は、おとなが子どもに
読んであげる本です
幼児にとって、絵本は自分で読むための本ではありません。おとな•••母親、父親、保育者、図書館員など•••に読んでもらって、"耳で聞く本"です。"絵本は、子どもに読ませる本ではなく、おとなが子どもに読んであげる本"だということが、絵本を考えるときの大前提です。
(福音館書店 「絵本の与えかた」リーフレットから)その理由はいくつかあると
思うのですが
今回、思い出した一説
おとなは多くの人生経験や読書体験を持っていますから、絵本を読んで、作者の気持ちや考えを充分感じとることができ、絵本の言葉を通して、物語の世界を豊かに想像し、イメージを描くことができます。絵本の中に語られている世界がはっきり見えます。本によっては共感し、感動します。
こんな豊かな読みとり方をした人が、子どもに心をこめて読んであげた場合、絵本の言葉はほんとうに生き生きした、暖かい、豊かなイメージをもった言葉として子どもの耳に、そして心に入ります。読み手の心の豊かさが絵本の言葉と一つになって、聞き手の心に伝わるのです。
こうした言葉の体験、心の伝わり方は、幼児が自分で絵本を読んでいただけではとても体験できません。つまりおとなが絵本を読んであげることは、子どもの精神的、知的成長にとってもっとも大切なことなのです。
(松居 直 わたしの絵本論より)
松居 直 /著 国土社
私は幼児ではなく
人生経験もある程度積んだ大人ですが
そんな大人同士でも
『ほんとうに生き生きした、暖かい、豊かなイメージをもった言葉として』
読み手から私の耳に、そして心に
入ったのだと思いました。
私たち絵本講師が
絵本の読み方についてお話するとき
やさしい声で
心をこめて読みましょうと
お伝えする意味が
実感として理解できた気がします。

