数年前ですが、風邪をひきました。
咽頭痛と微熱ぐらいだったかな。自己診断はウイルス性の風邪です。薬を飲まずに経過をみていました。
6日間、咽頭痛を我慢しつづけていました。風邪なんだから、自然に咽頭痛はよくなるに違いないと信じていたのです。いつまでたっても咽頭痛がよくならず、6日目に手元にあった抗生剤をのみました。すると、翌日には咽頭痛が軽減したのです。抗生剤が効いたと言っていいことでしょう。
風邪に抗生剤は効かない。そう主張するエビデンス医師は、抗生剤を出さないと思います。6日間我慢した末に、ついに抗生剤に手を出してしました。すると、今までの咽頭痛がウソのようによくなったのです。
エビデンス医師は、よくなるタイミングで抗生剤を飲んだだけだと言うでしょう。6日間痛みが続いていたのに、6日目が自然に痛みがおさまるタイミングなのでしょうか。
他の患者をみていても、風邪による咽頭痛はせいぜい2~3日です。それぐらいで改善してきます。6日も咽頭痛は続きません。
たぶん、ウイルス感染の途中から二次的に細菌感染が起こり、それが咽頭痛の原因になっていたのだと思います。ですから、その細菌を抗生剤でたたいてやれば、咽頭痛が改善するのです。
風邪は、フェーズでとらえろ。永田先生が主張していることが、まさしくこういうことです。最初はウイルスの上気道炎がおこり、多くはその段階で治っていきます。ところが、そこから細菌感染が起こるようになると、治らなくなるのです。それには抗生剤が効きます。
風邪に最初から抗生剤をだすのはダメだと思いますが、ウイルス感染から細菌感染が起こってきた風邪の終盤には抗生剤を使うのはありでしょう。
世の中の医師は真逆の人が多く、最初に抗生剤をだして、終盤に切ってしまうのです。逆なんだよといつも思っています。
風邪に抗生剤が必要だとか、必要ないという議論がナンセンスです。
ちなみに、僕が自分の咽頭痛がよくならないと思っていたのは、上咽頭の痛みです。この部位に感染が起こると治りづらいようです。
以前にもこのブログで書いていますが、僕の信念はプラグマティズムです。高校のときからそうかな。
プラグマティズム(実用主義)は、物事の真理や価値を理論や信念ではなく、**「行動の結果として実際に役立つかどうか」**で判断する哲学的思想です。