聞こえが悪いと近くの耳鼻科に行ったら、LiD/APDかもしれないと、当院にまわされてきた患者がいました。そのときに、自分が書いたAPDの本を見せられたそうです。
たぶん、APDの本を読んでいたので、その可能性を考えてくれたのでしょう。ありがたいことです。
この患者さんは遠方の人で、当院に直接来られるような人ではありません。オンライン診療で対応しました。もちろん、その耳鼻科医も直接は知らないように思います。その県に知り合い耳鼻科医はいないと思うので。たまたま本を手にしてよんでもらったか、あるいはこのブログの読者という可能性もあるかもしれません。
LiD/APDをきちっと診られるところは、日本全国でも10箇所ぐらいしかないように思っています。つまり東北地方で1箇所ぐらいの数です。自分の住む県内に診てくれる医師がいないところのほうがはるかに多いでしょう。
そのような理由もあって、オンライン診療をしています。オンラインであれば、ネット環境があれば日本国中の患者を診療できるからです。実はコロナ前からやっているのですが、そのときは保険初診のオンライン診療は認められていなかったのです。ですから、自費で開いていました。その時の利用者はゼロです。その後、コロナがきて、オンライン診療が初診からでもOKになりました。今は月に1~2人ぐらい、LiD/APDの人がオンラインで受診してきます。そんなに多くはないので、じっくり診療できます。だいたい、1時間ぐらいは時間かけてやっていますね。
保険診療というのは、PRすることが認められていません。広告だしてはいけないのです。自分のクリニックのホームページに書いたり、このブログに書き込む分には広告にならないんだけど、その広告をだすと違反になってしまうのです。ですから、オンライン診療はあまり広がらないんでしょうね。