医療機関にコロナ患者が多数殺到するのを防ぐために、各県で抗原検査キットを無料で配りはじめた。コロナかどうかを求めて、医療機関の発熱外来受診を抑制することが目的であろう。
抗原キットを無料でどんどん配布し、陽性になったら医療機関を受診せずに、自宅待機を求める。これが当初の目的であった。
陽性になって自宅待機をしている場合、何日自宅にこもればいいのか、家族の人たちはどうするのか、いろいろな疑問がでてくる。
その人たちのフォローをしようと、コロナフォロー電話相談が作られている。
抗原キットで陽性になった人が、コロナフォローセンターに電話をした。そこで言われたのは、「自分でコロナ感染の届け出をするか、そうでなければ医療機関を受診しなさい」という説明を受けたそうだ。
そんな患者が当院受診してきた。本来ならば自宅待機をしていればすむ患者が、そのフォローをする電話相談の担当者から、医療機関に行けと言われて受診してきたのだ。
こうなると、なんで抗原キットを配っているのかわからない。陽性になったら、自宅待機を求めるためである。
当院に来てもらっても、薬はもうもっているし、若い人なので発生届も必要ない。本人に聞くと、「今後どうしたらいいかを聞きたい」ということであるが、その説明をするのが、コロナのフォロー電話相談である。答えが、「医療機関に行け」であれば、設置する意味もない。
下の図で言えば、無償の抗原キットで陽性。黄色いところ。発生届の対象外の場合、右下の自宅療養者のフォロー体制に進む。うちさぽ東京に電話したら、「医療機関に行け」となったわけだ。全然フォローしていないじゃないか。困りごとがあったら電話しろの結果が「医療機関に行け」だからね。
