マイナンバーカードで受付すると、治療費が高くなる | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

これはテレビニュースなどでも取り上げられていますね。

 

今までは、保険証を持参して、受付の事務員がそのデータを手入力して対応していました。その保険証そのものの情報を、マイナンバーカードに入れてしまおうという話です。

 

はっきりいって、国のマイナンバーカード誘導の一環です。国は、マイナンバーカードがあれば、医療機関にかかれますよと言っていますが、そのためにはいくつか条件があります。

 

自分のマイナンバーカードに保険証情報を入れること。これは自分でやらなければなりません。

 

医療機関が、マイナンバーカードを読み取る機械をもっていること。この機械がないと、保険証情報を得ることができません。このため、保険証をもってこないのと同じ扱いになります。

 

マイナンバーカードをもっていき、それでもって保険証確認をすると、医療機関の診察料が若干高くなります。これは、医療機関にこのシステムを入れてもらいたいために、国が医療機関への優遇措置です。少しお金が増えるから、機械を使ってねということです。

 

この優遇を、保険診療の点数で行ったものだから、患者の支払額も大きくなってしまうのです。マイナンバーカードをもっていても、普通に保険証をだせば、高くはならないのです。

 

つまり、マイナンバーカードを持参する人だけがバカをみるような制度なのです。今の段階では、マイナンバーカードのみでOKという対応ができる医療機関はごく少数です。このため、受診時には保険証を持参したほうがいいし、マイナンバーカードをださずに、保険証だけだしておいたほうが、診察費も安くなるのです。

 

こんな制度を誰が作った?

ということです。