金カップは万が一体を守る | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

高校生のころ、運動会競技ではじめて、金カップをつけた。股間にいれて、金〇を守るためのものである。男のここは、鍛えようがないと言われ、そこをけられると、睾丸破裂などの障害を負う。それを守るための、やや硬めのカップである。あそこをカバーするようにつける。これをはめると、動きづらい。慣れも必要なのかもしれないが、自分の体を防御するためとはいえ、つけることでパフォーマンスは落ちそうだ。

 

つけないで競技しても、ほとんどの人にはなにもおこらないだろう。しかし、万が一、そこをけられたりすると、あそこが破裂してしまうので、そのためにこのカップをつけているのだ。

 

つまり、基本はけられないような対処が重要である。そうはいっても100%防げるわけではない。相手も意図的にけるわけではないが、競技の過程ではいってしまうのだ。万が一のための防御なのである。

 

コロナワクチンもこれに似たところがある。ワクチンをうったからといって、防御が完璧になるわけではない。基本はマスクなどの防御である。それでもちょっとした隙ができて、ウイルスが体に入ろうとする。そんなときの最後の防御手段が、金カップのワクチンなのである。

 

ワクチンをうったら、もう無敵になるかのごとく考える人が多い。

 

たとえば、ワクチンはウイルス1000匹までは防いでくれるとしても、10000匹体に入ってくれば防御しきれない。10000匹を1000匹まで減らしてくれるのが、マスクなどであろう。ワクチンをうっていなければ、1000匹でも感染してしまうが、ワクチンをうっていれば、1000匹程度は防いでくれる。(ウイルスは、生き物ではないので、匹という数え方は適切ではありません。また、1000や10000という数字になんの根拠もありません。ただのたとえ話と思ってください。)

 

金カップつけなくても、ほとんどの場合大丈夫です。しかし、万が一の可能性を考えて、競技をする人はつけるのです。ワクチンも同じです。コロナに感染しないためには、まずマスクなどの防御。そのすきをぬって入ってくるウイルスは、ワクチンによる免疫で防御してもらいます。

 

ネットで調べてみると、少年野球用の金カップ売っている。ファールカップというようだけど。今は少年野球も使っているようだ。サイズもいろいろあるようだ。