別の生徒さん+お母様とのお話(昨年のお話)
こちらの生徒さんとのレッスンは(その当時)まだ月日が浅い状態でしたが、生徒さんとある曲のレッスンをしている時、私は何となく生徒さんに微妙な変化を感じ取っていました
“私の取り越し苦労であれば良いけれど…”と思いつつも、生徒さんの変化に対する理由は薄々予測がたっていました(この件の根底にあるそもそもの課題…それまで受けてこられたお子さんのレッスン環境が絡んでいるので、今はブログ上で詳細を綴ることは控えますが…これは音楽指導者という立場だけでなく、全ての指導者に共通する見落としてはいけない事柄だと思っています。いつかこのことは保護者の方からの許可を頂ければ綴りたいと思う重要案件です。)
私はお母様とのミーティングの必要性を感じ、早速その機会を作って頂きました
お母様も私の話の内容には“ふむふむ”という感じで聞いてくださっていましたが、数日後…私が懸念していたことが…
その後お母様からご報告を頂き、お母様の機転のお陰で「今は(生徒さんは)とても前向きに楽しくピアノの練習にも取り組んでいます♫」とご連絡を頂きました
続けてお母様から
「先生がミーティングでお話されていたその通りのことを(子どもが)話してくれました。先生は本当によく子どものことを見て気づいて下さって凄い‼︎と思いました。
そしてそのことを事前に私に教えて頂いていたので、私も子どもの言っていることの理解ができました。きっと先生から教えて頂けていなかったら気付けなかったと思います。本当にありがとうございました!」と、恐れ多いお言葉を頂戴致しました
私は無意識に人を観察するクセがあります
興味本位ではなく、また意識して行っているのではありませんが…そこから見えること、分かることがあるのです
「先生、ワタシ、元気よ!」と生徒さんがどんなに満面の笑みで明るく言っていても、そこに微妙な陰りを感じ取れるのは私の特性なのかもしれません
※お母様方へのアドバイスの際、『私が感じ取った事柄』が私個人の感情論や偏った見方になってはいないか?など、その点には十分に気をつけています
ただ、生徒さんが出来るだけ困らない状況を作る為にも私が感じとった事柄を俯瞰で見て、そして冷静に考えても『何か残る感覚』に関しては、保護者の方とのミーティングの機会で極力お伝えさせて頂きます
あと数年で指導歴30年になる私ですが(怖っ‼︎^^;)生徒さんとのレッスンにおいて、年々『音楽指導・演奏指導のみでの関わり方の難しさ』を感じ、それが増している気がします
それは何も“悪いこと”ではありません
そしてその人それぞれに寄り添って音楽指導を行なっていくことは、“演奏する人を大切にする”=“必要なこと”なのです
それにはお子さんを支えていらっしゃる親御さんと講師の連携が必要だと思います
お子さんの状況で気になること
お子さんの状況で喜ばしいこと
お子さんの状況把握と同時に保護者の方々がどのような視点でお子さんを見つめていらっしゃるのか
実はその点も生徒さんとレッスンを行う上で大切なポイントです
思春期になれば親子間でも大なり小なりギクシャクする出来事はおきます(^_^;)
それはある意味当然のこと
ねほりはほり聞くのは私の趣味ではありませんが、「センセー、おかあさんにはナイショにしとって!」という生徒さんの小さなSOSをどのように繋いでいくのか?
そして親御さん方が伝え辛いと感じていらっしゃるお子さんへの思いをどう繋いでいくのか?
人はそれぞれの場所やそれぞれの状況、そして関わる人たちとの中で自分という者を形成していきます
人は1ヶ所(その場とその場にいる人々と状況)だけで育まれるのではなく
学校でのその子もその子の一部であり
お友だちと一緒にいる時のその子もその子の一部であり
そしてご家庭でのその子もその子の一部だと思います
もちろん習い事の場にいるその子もその子の一部
ですから私には分からない“その子の一面”もあるはずです
教室での一面や目の前のお子さんの言動や現象だけでの判断はある意味偏りが生まれ、間違った判断をする場合もあります
ですから保護者の方と共有できることは共有させて頂ける関係性を築いていたい…
私のできることはささやか過ぎますが、音楽の指導だけでなく、そんな架け橋としても存在していたいと思っています