発表会明けレッスンウィークでのお話
緊張感から解放された生徒さん達の良い表情に、やっとその頃になって私自身が安堵する不思議
発表会明け初のレッスンウィークでは生徒の皆さん方に発表会の感想を伺いました
ある生徒さんの感想…
「楽しかったよー♫(満面の笑み!)
オレなりに(練習を)頑張ったし!
(本番の演奏も)良かったと思う!」
こんな言葉をこの子から聞く事が出来て、講師として本当に幸せ者だと思いました
この1,2年で本当の意味での演奏の面白さや楽しさに気づき始めたかな?という生徒さんです
特に今回の発表会への取組みはとても素晴らしく、本番の演奏も立派なものでした
この子は未就学児さんの時から指導をさせて頂いているADHDの生徒さん
幼稚園時代には園側から耳を疑うような勧告を受けるという、大変辛いご経験をされていらっしゃいます
最初のレッスンではADHD特有の落ち着きのなさや注意継続の難しさから「どうせオレ、できないもん」のネガティヴマインド(元々のこの子の不器用さと共にこの子の困難さに気づけない人たちが、この子を叱り続けてきた結果のマインドセットだと)が顕著に表れていました
ですが、リトミックレッスンで体幹を鍛え、自身の身体に意識を持てるようなカリキュラム作りをし、ビジョントレーニングで『見たいモノ・見なければいけないモノを見る為の両眼の機能や調整訓練』を重ね…集中出来る心身作りと気持ちを伝える訓練(SST)、そして音楽の楽しさを積み重ねた頃に“出来る自分”がたくさん増え、そうしてピアノレッスンへと移行した生徒さんです
楽しくできた時、上手にできた時、
この子はとても照れ臭そうにしながらも、顔をクシャクシャにしながら笑ってくれるんです♫
素直なんです、この子
とっても素直に嬉しさを表現する子なんです
この子の素直さ(嫌だよ!というSOSも自分の表現ですからその点も認め)をもっと解放してあげたいなぁと思い今日に至ります
この子の事をちゃんと見て、この子の言葉に耳を傾け、その行動の意味を知って、この子の発達に必要なモノを与えて育みながら、この子がたくさん持っている“この子の良いところ”を取りこぼさない様にし、その上で緩急をつけた指導をしてあげると必ず自尊心を持って輝きはじめます!
身内の支援学校元教員が言いました
「頑張ったことで楽しめるって、もう人生の大部分をクリアできるじゃん!」
そう、本当にそう!
そしてこの事は音楽を学ぶ人の軸・本質にも触れているのですから…君はもう立派な音楽家だよ!
凄いじゃん!
やるじゃん!
無敵じゃん!!!