夢じゃない!鍵盤レッスンを視野に | 鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

福岡県鞍手町でピアノ•エレクトーン•リトミック教室の講師をしています!
レッスンのひとコマやPVなお話、マジメなお話から笑っちゃうお話…色々と綴っています♪HPもぜひご覧下さい♪ http://mizumamusicschoolforeb.jimdo.com



音符福岡県 鞍手郡 鞍手町の音楽教室音符
みずま音楽教室





療育をミックスしたリトミックレッスン『ぽこ・あ・ぽこコース』に入会して頂き7年目に突入したコウちゃん♪

コウちゃんはダウン症と最重度の知的障がいがある生徒さんです


『その子が楽しめる範囲で鍵盤レッスンをすることも可能ではないか?…』という一つの考え方もあると思います


色んな先生方の方針や親御さんのお気持ちもあるかとは思いますが、私の指導ポリシーの中の一つには“この子に今と未来のために今、必要な事を急かさない・後回しにしない”があるので、その点は体験レッスン時やご入会前の親御さんとのミーティングで必ずお伝えしています(相互理解)

ですから体験レッスンはピアノレッスンを受けて頂いても、その後のミーティングでリトミックレッスンに変更される親御さんが実はとても多いのです(この点は障がいの有無を問わず!)

そして変更された親御さん方は必ず仰います

「あの時リトミックレッスンに変えておいて本当に良かった!」と

コウちゃんの場合リトミックレッスンからのスタートは必須でした

鍵盤レッスンへの移行はかなりの年月を要する事をお母様も私も共通認識の上で、「音楽を通じて今できること、今を楽しむことを最優先にしましょう♪」と、療育+リトミックレッスン=『ぽこ・あ・ぽこコース』でのレッスンを積み重ねています♫

しかし私はレッスン当初からコウちゃんが鍵盤レッスンへ移行する事を“夢のまた夢”とは全く思っていませんでした

時間がかかる事は間違いないけれど、出来ないと決めてはもったいない!

長年そう思ってレッスンを重ねてきました

そう!

決めてしまってはもったいないのです!

だからこそ、いつかやってくる楽しい鍵盤レッスンの前に『今、出来る事』をレッスンの中で取り込んできました

集中しやすい身体作り(体幹トレーニング)

手の動きや指の1本1本への意識を持つ為のボディーイメージトレーニング

呼吸と姿勢への意識作り(ヨガ)

視野を広げ、見え方の癖を和らげ、追視や注視がしやすくなる為のビジョントレーニング

認知度を高めるトレーニング

挨拶や場面に応じた言葉遣いや気持ちの伝え方を学ぶSSTなどなど…


コウちゃんには色んな事にトライしてもらい、今も継続中です

もちろん歌う事、打楽器を叩く事、音楽を聴いて感じたままを表現する等、メインとなる音楽レッスンも同時進行で学び楽しんでもらっています♪


そんな中でこの2,3年のコウちゃんの成長(理解の深まり)には私もお母様も驚きの連続でした


一昨年の当教室の発表会演目で彼のお耳の良さを発揮してくれた『打楽器当て(楽器の音色を聞いて楽器を当てる演目)』は、正に彼の成長を表す大切なパズルピースの一つでしたが、ここ最近は作業療法とビジョントレを兼ねた項目に対して、作業の手順やルール性を短期間で理解出来る様になった事など…コウちゃんの成長はとてもとても緩やかだけれど、必ず成長していく事を彼自身が見事なまでに実証してくれています




そう言った彼の成長の中で更に見えてきた

“いつか鍵盤レッスンを…”


少しずつですが視野に入ってきました!


先々でコウちゃんにトライしてもらいたい事の一つは、カラー音符の楽譜を読んで鍵盤演奏をしてもらう事♪

その為にはド=赤の認識と、赤色自体の認識が必要です

楽譜上でドを読む事はかなり先のお楽しみになりそうですが…




ダイソーさんの仕切りの付いた小物入れに
手芸用のボンボンをボンドでくっつけました(^^)

先ずは赤い場所(ド)を押さえて弾くという動作と感触からのアプローチをしてみました

右手の1の指で赤いボンボンを“♩♩♩ウン”のリズムで押さえながら、“ド・ド・ド・おひざ(四分休符は手をお膝に置きます)”と歌う事にチャレンジ!

この回は歌っていないコウちゃんですが(^_^;)いつもは歌ってくれています♫

休符を表現することは楽器を弾いたり叩いたりすることよりも難しい行為です

なぜなら見えない『間』を感じなくてはいけないから

ですから休符に関しては手をお膝に移動するという動作で間を取ることにしています

最初は右左の手が定まらず(ここは中心軸などが影響しています)そして使いやすい2の指が頻繁に出ていました

そう、最初から1の指を使う事は想像以上に至難の技でした

日常生活の中で人差し指1本の頻度って高いですよね?

寧ろ親指1本で済ます事は…ほぼ無いっ‼︎(^_^;)

最初は指使いに関しては強制しないで…と思いましたが、それは光の速さで撤回しました(笑)

寧ろ後から修正をかけることの方がコウちゃんにとって100倍大変なことなので(^^;;ココは1の指で弾く事に明確な目標を持って行っています

“今日のコウちゃんは2の指を頻繁に使うなぁ”と思った時は1の指の爪に赤色のシールを貼ります

それは視覚的補助とシールの感触(刺激)から1の指を意識してもらうため

伴奏に合わせてボンボンを押さえることを覚えたコウちゃん

今は自分から「ドドド おひざ ね。(ドドド おひざの曲だね!)」と言ってくれるまでになりました♫

昨年から少しずつですがボンボンでの指動かしの後に実際のピアノ演奏にもチャレンジしています!

そこでは新たな課題も出てきました

打鍵の弱さです

ここは新たなグッズを使いながら指の強化をしていきつつ、時には弾きやすいエレクトーン演奏に変えてみたりと…コウちゃんの成長を楽しんで見守りたいと思っています




彼は今、変声期を迎え
低音ボイスでの『ドドド』であります(^^;;

※鍵盤上の赤いシールは鍵盤に直接貼らず、剥がれやすいテープを使ってレッスンが終わる度に剥がし、鍵盤の衛生面にも気をつけています

鍵盤には赤いシールこそ貼っていますが、ここ最近は右手+1の指の準備に関して(私がドの位置までコウちゃんの指を置くなど)動作サポート無しでできているコウちゃん!

爪の上の赤いシールも少しずつ不要になりました!

※ビジョントレーニングの中で利き手(コウちゃんは凡そ右利きであろうとは分かっていましたが)を使うことを意識したトレーニングを重ねた結果、弾く際の右手を添えるサポートがほぼ無くなりました


これまでは(ご自宅では)鍵ハモで練習をしてくれていたコウちゃんですが、リトミックレッスンのカリキュラムの中に『鍵盤遊び』の項目を定着させているので、お母様には楽器のご準備をお願いしています♪

お母様は「私の方がワクワクしていて早く準備をしたいです!」と仰ってくださっています(^^)

コウちゃん、いつか発表会のステージで鍵盤演奏をしよう!  

君の頑張りと成長を他の生徒さんや親御さんたちもあたたかい気持ちで長年応援してくれています(コウちゃんファンの親御さんがとても多いのです♪)

この7年、殆どレッスンを休まず通ってくれているコウちゃんとお母さま(感謝という言葉だけでは足りない!)

コウちゃん親子がコツコツと積み重ねたレッスンの年月は今、新たなステップへと突入しています!






♪お知らせ♪


大変申し訳ございませんが
2021年度のレッスン生募集
又は体験レッスンの受付は
休止とさせて頂きます

募集の際は告知させて頂きます♪