元ミュージカル講師の四方山話 | 鞍手町ピアノ•エレクトーン•リトミック•障がい児対応可レッスン 「みずま音楽教室」

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福岡県鞍手町でピアノ•エレクトーン•リトミック教室の講師をしています!
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今の私・生の私をご存知の方でしたら到底信じられない事…

その昔、大手音楽教室の講師をしていた頃、私はミュージカルコースの講師なんぞもやっておりました(笑)


何だか…ごめんなさい


いや、誰に向かって謝っているのだf^_^;


何故私に担当の話が舞い込んできたのか…今となっては世界の七不思議!
本当にさっぱり分かりませんf^_^;


あの頃だったら、
恋ダンスもキレッキレで踊っていただろうなぁ…と、遠い目でダバダ〜



さてさて^_^;

そんな右も左も分からない私がミュージカル講師となり、その中で感じていた“プレッシャーヒエラルキー”に食い込んでいた物は…


舞台の大道具・小道具作り


私は超ヘタッピだけれど、美術は好きでした

でも、好きと上手は違いますからね(笑)

好きだけれど不器用ですし、絵心が無くて愕然とするのですf^_^;

もう…ヒドイんですよ、トホホなんですよ


実際どんな物を作るのかと言うと、室内の設定であれば家具等

また屋外となれば舞台背景となる山並みや、木々

ステージ前方や上手下手には大きな岩や切り株


それは全てダンボールと新聞紙とガムテ、大量のポスターカラーを塗って作るんです

木々茂る山並み一つにしても、緑色+αの濃淡で木々を描かなくてはいけません

これが本当に難しい‼︎

生徒さんがいない時間帯を見計い、お教室の生徒さん用のエレクトーンを全て片付けて作成!

道具は舞台を意識して作らなくてはなりませんが、何せ狭いお教室内で作りますのでサイズ感も鈍ってしまい、だんだんと何を作っているのか分からなくなるのですf^_^;

小道具は生徒さん達が手に持てる物

既製品でも良いのですが、そこも舞台サイズがあるので若干大き目に作成


さてさて、長い前置きでしたがf^_^;ここで本題‼︎

ある時、小道具となる「キュウリ」と「ほうれん草」を作る事になりました(笑)

今思えば「本物を使っても良かったのでは⁇」と思いますが(笑)


とにかく手作りと言う事に囚われて、いつもの新聞紙とポスターカラーで作る事にしました


しましたが…


皆さん、新聞紙とポスターカラーで作れますか?キュウリとほうれん草‼︎(-_-#)


イラストとして表す事は出来るのですが、現物がない状態(つまり脳内イメージを基に)新聞紙とポスターカラーで作るなんて、到底出来ないんですよぉ~(T ^ T)


そこで感じた事は、「意外とその物をキチンと見ていないなぁ。」と言う事

漠然としたイメージはあるのですが、形状にしても色みにしても、立体的に再現するって想像以上に難しいのです


まぁね、それでもキュウリはね、何とかなるワケですよ

問題はほうれん草ですよ!
これには困りましたよ、ホントに

サイズ感は良いとしても、ほうれん草の茎や根っこ、葉の形状と色の微妙な違い等

本当に難しいのです

「出来上がった!」と自分で思い込ませた作品は(笑)やはりどこをどう見てもほうれん草には見えない

そこで当時のミュージカルコースの統括をされていた大先生へ、道具作りの相談をさせて頂きました


すると意外な答えが!

「リアルな物を作ってどうするの?

子どもたちの舞台ってね、手作り感だったり素人感だったり、そう言う事が大人やプロの舞台と違う良さだったりするワケよ。温かさとか味わいみたいなモンよ。

子ども達が小道具を持てば、それはそれになるワケ!大道具にしても、ちょっと曖昧なくらいが丁度良かったりするの。

そして照明さんや子ども達の演技力でそれがそれらしく見えてくるんだよ。」と



腑に落ちました


確かにそうだなぁ


何も無いのに「このボールは…。」と言えば、その人の手の平にボールが見える

子ども達がそんな風に命を吹き込んでくれて、お客様もそれを受け入れる


何だかとても深いなぁ~と


そんな師匠の言葉に少し救われた私でしたが、通し稽古の寸前に“ほうれん草”を見た師匠の一言


「なんだぁ~そりゃ~⁇」


やっぱりねぇ…_| ̄|○






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