再び川瀬七緒です

いつも川瀬さんの本には笑える女性の

相棒がでてきます

ちょっと風変わりなカメラマンの

篠宮、怖い物知らずな抜け感が

面白い


この本を読んだら死ぬ

と言うメッセージが書かれた本の

謎に挑むフリーライター八坂


ところが八坂には染色体異常という

病気があって恐れとという感情がない

その病気ゆえに双子の弟は殺人を犯す


    

兄貴はすごく興奮したでしょ?

泣くほど興奮したんだよね。

ものすごく叱られたけど、

実験は成功した。

だれかを傷つけると、

あったかい気持ちになるのが

わかったよ



    

体中を血が駆け巡って、

内臓が震えるんだ。

きっとこれが恐怖の源だよ

その先に本物の恐怖が

眠ってる


恐れは悪いものだと思っていたけれど

もし恐れがなかったら

人は自分も人も守れない


そして恐れという

感情がなかったら

専制君主にもなれば

サイコキラーにもなり得る


人には程々の恐れも

必要なのかもしれない

それと同じように勇気も


そんなことを感じた一冊でした