孤独な若者たちがテーマー

読んでいると少し切ない

夢も未来もある若者たちが

何故犯罪を犯してしまうのか



だれよりも信頼できる親友

家族よりも近い存在

運命をともにできる仲間

昌樹が歯の浮くような台詞を

日常的に水森兄弟に語っていたという調書のくだりを読んで

岩楯は書類を叩きつけたくなった

が、ひょっとして昌樹自身も

そういう存在を無意識に求めていたのかもしれないと思った

金よりも信用できる血の通った

人間をだ


人はみな孤独だから

何とか人の賞賛を得ようとして

お金や肩書や地位やモノに

執着しようとするのかもしれない

自分の居場所や存在を

認めてもらえる場所を求めて