子どもの社会には
いろいろ「ねばならない」がありますよね。
図画工作がこの上もなく苦手な息子にとって、
「絵を描く」「工作をする」は
そのひとつです。
うちの家族はみんなそうなのですが、
絵を描くとか、
苦行でしかありません。
少し前のこと、
地域のお祭りに
「子ども会のみんなは、作品を出してください!」
という課題がありました。
「ふれあう心」というテーマの元、
絵画・工作・書道のいずれかを
出そう、というものです。
優秀な作品上位30名には
1000円分の図書券がもらえるらしい。
例年、この類のものは
パスしてきた息子ですが、
今年は「1人1点提出してください」
という育成会からの
決まりごと的なアナウンスだったので、
まぁ、無理のない範囲でやるか、と
息子に私も「ねばならない」こととして
伝えました。
出すことに意義がある、
好きでないことだから、
できるだけ労力をかけずにやろう、
という制作コンセプトでした。
その中で息子が選んだのは
「貯金箱を作る」ということ。
・書道は書道セットを持って帰ってくるの
めんどくさい
・絵画はありえない
・残る工作の中でやるなら…貯金箱
完全な消去法です。
それで完成したのは、これ。

なかなかに美しい佇まいだと思いませんか?
元々は、父の小さな「おりん」が入っていた
桐の箱です。
「貯金箱を作るから、空き箱がほしい」という
息子のリクエストに応えて
いくつか出した箱の中から
息子が選んだものです。

それに、硬貨の大きさを図り、
父親に手伝ってもらって
ドリルを使って穴をあけ、
そこからカッターで頑張って、
硬貨投入口をあけました。
さてここから、
息子は「子どもらしく」
この箱に装飾をつけようとしました。
折り紙で覆うとか?
ビーズをつけるとか?
モールで飾るとか?
と同時に、
この投入口では、
1円玉しか入らない!
ということにも気づいたのです。
さぁどうしよう。
もうちょっとがんばって
投入口を広げるか…
となったときに、
「もう一円玉専用の貯金箱にしたら?」
と夫がいいました。
それいいね~!
500円専用貯金箱もあるもんね!
だったら、「ふれあう心」のテーマ的に
貯金箱じゃなくて募金箱にしたら?
1円だったらみんな募金してくれるんじゃない?
なんならお祭りで
募金箱として使ってもらえば?
家族でちょっとした盛り上がりがありました。
そして私は
ちょっとした懸けに出ました。
「子どもの作品も、コンセプト勝負できるか」
というものです。
テーマに対して、結構コンセプトはいいと思う。
子どもだから、一生懸命、
労力をかけて、かわいらしい作品を作るべきだ、
という思い込みをなんとか外せないかな?
と思ったのです。
それに、この桐の箱に
投入口がひとつだけ、
というのはなかなか美しいと思ったのです。
そこで、
「無理に飾りつけしなくていいから
コンセプトが伝わるタイトルを!」
と息子に伝えましたが…

うん、弱いな。
ライターとしては
もっとキャッチーなタイトルをつけたくなりましたが、
そこは息子が嫌がりました。
親の作品ではないですからね笑。
結果…

参加賞のノートをいただきました。
結局、うちの子ども会では
ほとんど出品されず、
結構高い確率で入賞しそうなものでしたが…
ダメでした。
もう少し趣旨が伝わるタイトルだったら
いけてたかな?
いやいや、きっと地域のお祭りを
取り仕切るご老人たちは
こういう作品は選ばないでしょうね。
これは「ターゲット」を見誤りましたね笑。
息子は、まぁそうでしょう、
という感じでしたが、
私的には懸けに負けて、
少しがっかりです。
でもまぁ、家族でわいわい、
この作品を通じて会話が生まれたから
それはそれでよかったかな。
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ココロ ツムグ研究所かげいろは
栃木県宇都宮市で、
取材執筆業を中心に
「お客様の人生のストーリーを紡ぐ」ことを
活動内容としています。
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