小6息子とふたりで美術館に行きました。

多分…はじめてかなぁ?

栃木県の小学校で
夏休みの宿題として配られる問題集
「夏休みの友」に
「身近にある美術館や博物館などに
 出かけてみましょう」という
課題があったからです。

今の時代、こういう1課題を
やらなくても
先生からは何も言われないのですが。

小学校最後の夏休みかぁ
と思うと、
今年は自由の課題は
川柳にすると言って、
読書感想文も自由研究もしないというので
ちょっと寂しく感じたのですよね。

美術系には全く興味を持たない息子ですが、
息子でも楽しめるかなぁと
現代アート的な企画展に行ってみました。


現代アート…
子どもの自由な発想で、
楽しめるんじゃないかな?
という単純な発想でしたが。

小6という年齢では
ちょっと遅かったかもしれませんね。

 

息子ハムスター:洗面器でしょ?
    どうして積み上げてるの?

 

猫:見る人が、自由に感じたらいいんだよ。

息子ハムスター:何を感じればいいの?

猫:う~ん…何か感じない?

息子ハムスター:16個も、お風呂で使えたのにもったいない

猫:「日常の道具を積み上げることで
    その道具の意味や機能から解放する」って
    作者は言ってるよ

息子ハムスター:意味わかんない

猫:……

終始こんな感じでした。

 


息子ハムスター:ちょっと斜めにすればピタゴラできそう

息子ハムスター:ぶつかったら壊れるね

 

息子ハムスター:登れそう

 

息子ハムスター:本挟むやつか

 

夏休みの友の課題は

「気に入った作品を見つけよう」というものだったので、
きみが気になる作品、写真に撮っておきな~
と言っても、一向にスマホは取り出しませんでした。

 

 

結局、息子が気に入ったのは
常設展にあった金属で作られた鳩の作品でした。

うん、確かにきれいな模様だった。

 

美術館を出たあとお茶をしながら

 

現代アートって?

みたいな話をしてみようかと思い、

小便器を横に倒して
展覧会に出品して、物議をかもしたことで有名な

デュシャンの『泉』の話をしてみましたが、

息子には「意味わかんない」とばっさりと切られました(涙)


そうだよね…
意味わかんないよね…

 

 

以前、アートシンキングについての
本を読んでとても面白かったのですが

 

 

「アートの価値は、美しさや技量でなく、
『ちがい』で決まる」

と書かれてあった内容は、
44歳の私も「ほお!」と思ったので、
6年生の息子にはまだ理解は難しいよね。

この章だけでも読ませてみようかな。

 

 

でも、帰りの車の窓から見える風景で

 

猫:あれ、今日の作品の写真にありそだね

 

息子ハムスター:わかる。ありそう。

 

そんな会話をできただけでも
何だか嬉しかった。

 

猫:アートを見ると、

   アイデアが生まれやすくなるんだって。
   アートシンキングって言って
   企業でも取り入れられてるよ

 

息子ハムスター:意味わかんない

 

猫:はい、すんません。

 

 

何かをすると、
それに意味付けをしたくなるのは
私の悪いクセなのかな。

息子の中では、
よくわかんない一日で終わってるかもしれないけれど
それはそれでいい体験だったのかも。

 

 

私は、帰ってから、
作者の意図なんかを聞くと
うんと作品が面白く感じられて、
こういう瞬間が好きだなぁと感じました。

 



中学生になったら、
こういうこともなかなか一緒に
できなくなるのかな。

寂しいな。

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ココロ ツムグ研究所かげいろは

栃木県宇都宮市で

取材執筆業を中心に

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