100万部超の大ベストセラー、ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣を読みました。





400ページ近くもある分厚い本を読むきっかけは、たまたまテレビで紹介されてたクイズに答えられなかったことでした。



世界の1歳児で、なんらかの予防接種を受けている子どもはどのくらいいる?


A. 20%  B. 50%  C. 80%






答えは、Aの20%ではなく、Cの80%です。



医師であり、グローバルヘルスの教授、教育者であるハンス・ロスリング氏とその家族によって書かれたこの本では、人間が持つ10の本能と、それを抑えるためのファクトフルネスのルールについて書かれています。



◎「世界は分断されている」という思い込みの、分断本能

→大半の人がどこにいるかを探そう


◎「世界はどんどん悪くなっている」という思い込みの、ネガティブ本能

→悪いニュースのほうが広まりやすいと覚えておこう


◎「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込みの、直線本能

→直線もいつかは曲がることを知ろう


◎危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込みの「恐怖本能」

→リスクを計算しよう


◎「目の前の数学がいちばん重要だ」という思い込みの、過大視本能

→数字を比較しよう


◎「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込みの、パターン化本能

→分類を疑おう


◎「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込みの、宿命本能

→ゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めよう


◎「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込みの、単純化本能

→ひとつの知識がすべてに応用できないことを覚えておこう


◎「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込みの、犯人探し本能

→誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう


◎「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込みの、焦り本能

→小さな一歩を重ねよう





この本が世界に残る1冊になると考える理由は、この本の教えが「世界の姿」だけではなく「自分の姿」を見せてくれるからです。


知識不足で傲慢な自分、焦って間違った判断をしてしまう自分。


そんな自分に気づかせてくれ、「待てよ、これは例の本能では?」とブレーキをかける役に立ってくれるのが、ファクトフルネスなのでしょう。

(訳者あとがきより)



長い間生きていろんな経験を積み重ねると、「これはこのパターンかも」とか、「これは◯◯ってことやなー」と、決めつけてしまったりします。


自分は公正で客観的な判断ができているはずと思い込むのではなく、パターン化してしまってないかな?犯人探しをしてしまってないかな?と振り返ってみることで、今までと違う世界が見えるかもしれません。



そういえばこの本の帯には、「あなたの"常識"は、20年前で止まってる!?」とあります。



投資イコール怖い、預金イコール安心と思ってる人はまだまだ多いですが、そろそろそのパターンを疑ってみてもいいかもしれません…






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