私たちが将来受け取る、国民年金や厚生年金。


本来は物価や賃金が上がると、その分年金の金額もアップすることになっています。


でもこれから少子高齢化が進めば、今までの制度では持たなくなるということで、2004年にマクロ経済スライドという制度が導入されました。


これは物価や賃金が上がっても、同じようには年金を上げないようにして、年金制度の安定性を確保するというものです。


今までは物価も賃金もそんなに上がらなかったので、ほとんど発令されてこなかったそうです。


2019年度は、前年の物価上昇率が1.0%、賃金上昇率が0.6%だったので、年金額は本来0.6%引き上げるところを、マクロ経済スライドを発動して0.1%にとどめると発表されました。




今までは真面目に働いて退職金と年金をもらったら、後は悠々自適に暮らすというのがオーソドックスなパターンでした。


今までと同じぐらいの金額の年金を受け取っても、食料品や光熱費などの生活にかかる費用が相対的に上がってしまえば、同じレベルの生活はできなくなってしまいます。




カエルは熱湯の中に入れると慌てて飛び出しますが、水の中に入れて少しずつ温度を上げると、熱くなるまで生命の危機に気がつかないで茹で上がってしまうのを、ゆでガエル理論と言うそうです。



これからインフレが進めば…と言われてもピンと来ないかもしれませんが、少しずつ起こる変化に、ちゃんと対応できるようにしたいものです。






このカエルはゆでられてはいませんが^^;