マスクメロンの果汁は

起きたら飲ませてください

と言って帰ったらしい


速攻捨てた

お前が飲んでみろ

どんだけまずいか

何入れた!?


普段お世話してくださる方への

冒涜としか思えない


翌日、朝リハに行った

やはり反応は鈍い

午後、医者を呼ぶかと施設と話し合う

仕事が終わり泊まりに行った


痰の量が多いのでこまめな体位交換

痰の吸引

脱水に近いため、痰は硬い

そして尿も出ない


今夜私が泊まること

何かあったらすぐそばにいること

祖母に伝えた

その時はすこしはっきりしていた


夜中、ソファに寝ていたのを忘れ

祖母が押すナースコールで飛び起きた

この時、ぎっくり腰をやってしまった

こんなに痛いぎっくり腰は初めてだった


ひとまず祖母をポータブルトイレに移動し

出ていないことを確認するも

ちゃんとできたと伝え

紙パンツを交換してベットに寝かせた

出来ていないことを伝えて

不安になることを避けた


血圧は低く

体温も低くなっていた


朝になり

少しのゼリーで口の中を潤し

口腔ケアをして出勤した

そしてまたリハビリとして戻った

リハビリを終え職場に戻る時

リーダーに声をかけた

反応が鈍いこと

痰の量も多いし硬いこと


そして二人で部屋に戻った


祖母は下顎呼吸を起こしていた

リーダーが祖母の名前を呼び続け

他のスタッフが来てくれた

私は祖母の手を握りながら

母に電話をかけた


今すぐ来い!

頑張って間に合うように来い!


と大声で話していた。


がそんな願いも叶わず

祖母はそのまま息を引き取った

死亡確認をするために医師が来るまで

祖母に付き添ってもいいかと会社に電話をした

なにを言われても私は断固断った


母と父が来るまでふたりにしてもらい

私は祖母とふたりでベットに横になった

小さくなった祖母を抱きしめて泣いた

祖父の死に目にも会えなかった母には

絶対間に合わせると心に誓っていた

それが出来なかった


両親が来て

私は仕事に戻った

次の訪問リハビリがあったから


全て終えて年休処理をし

施設に戻り

死亡確認をして下さった医師や看護師

施設の皆さんに挨拶をして

私の車に祖母を乗せた

死亡診断書がなければ車に乗せられない

それまでの時間だった


車に乗せ

父が運転して帰った

私はその場で動けなくなった

ぎっくり腰が酷くて動けなくなった


病院に行き、

コルセットで固定してもらい

痛み止めと座薬でなんとか車にのりこみ

運転して祖母の実家へ向かった