『先生 大事な話が有ります』
恵は主治医に郁恵ちゃんの病名を知った
切っ掛けとこれ迄の事 全てを話し
本題を切り出した
『先生 私の病気は白血球が人より多いんだよね 白血病は白血球の減少なんだから 郁恵ちゃんに私の白血球をあげて 私郁恵ちゃんを助けたいの!!』
主治医『………残念だけど出来ないよ』
恵『どうして!?何故出来ないの!?』
主治医『病気治療している患者からの輸血は出来ません 輸血は健康体からの献血でなければなりません 貴方の場合 白血球の増殖を抑える投薬をしてるので成分献血も出来ないんです』
『彼女を助けたい気持ちは解ります でも出来ない事は出来ない』
恵の希望の光が消えた
逸るの望みだった輸血は
叶わなかった。
大切な親友を助けたいと願う事すら
恵には許され無いのか…
この時程 神と仏様と運命を呪った事は無い。