白金台」という響きだけでもオシャレな感じがするのですが

白金台には「東京都庭園美術館」という素敵な美術館がありますピンク薔薇

 

 

 東京都庭園美術館

 

東京都庭園美術館は国立自然教育園に隣接し、

香淳皇后の叔父にあたる朝香宮鳩彦王がパリ遊学後2年をかけて建設

1947年の皇籍離脱まで暮らした邸宅です

 

その後、外務大臣公邸、迎賓館、プリンスホテルの本社などに使われましたが

1983年に東京都に売却され、都立美術館の一つとして一般公開されるようになりました

 

外観は上の写真のようにシンプルですが

内装には当時流行のアール・デコ様式の粋を尽くした瀟洒な建物です

 

朝香宮鳩彦王は、軍事研究のために欧州に留学していましたが1923年、

パリ郊外で自動車事故に遭って重傷を負います

看病のため允子妃が急遽渡仏し、夫妻はフランスに長期滞在を余儀なくされ、

その間御夫妻は1925年にパリ万国博覧会(通称アール・デコ博覧会)を見学し、

アンリ・ラパンやルネ・ラリックの作品に接して感銘を受けられました

 

允子妃はフランス語に堪能で

自身で建築用語を辞書で見ながらフランス側と船便で手紙でやり取りしながら

(来日することがなかった)ラパンやラリックと設計図を作っていったそうです

 

邸内のシャンデリアや壁紙、天井の形状、暖炉のカバーなど細部にわたって

こだわり抜いた様式となっていて本当に美しいです

 

允子妃は自らデザインも描ける方なので

ご自身やお嬢様のお部屋のラジエーターカバーをデザインされています

 

しかし、允子妃は宮邸竣工後、半年足らずの1933年11月に他界されたそうです汗

 

エントランスのガラスレリーフ

(ラリックの作品)

 

 

これ以降、建物や展示物は全て撮影禁止です

 

1925年に開催された

「パリ万博 現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称 アール・デコ博覧会)」

から100周年を迎えることを記念し、現在庭園美術館で

永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ

展が開催されています

 

 

 

 ヴァン クリーフ&アーペル

 

ヴァン クリーフ&アーペルはフランスの宝飾品メーカーです

 

オランダ人のアルフレッド・ヴァン クリーフ(Alfred Van Cleef)が、

エステル・アーペル(Estelle Arpels)の兄であるサロモン(Salomon Arpels)と共に

1896年に設立しました

 

ヴァンクリーフ&アーペルはブランドコンセプトである「愛・美・夢」をテーマに

花や妖精、リボンなどをモチーフにした作品が多く、

フェミニンさや繊細さを感じるジュエリーが特徴です

 

ただし、最近はメジャーリーガー

ヴァン クリーフ&アーペルのネックレスが流行っているようで、

ドジャースの試合を見ていると

黒のアルハンブラネックレスダウンをしている選手を何人も見かけます

 

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ」展 

 

ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーと、

東京都庭園美術館のアール・デコ建築は相性がとても良いですね

 

 

窓の多い庭園美術館は自然の光が入り繊細なジュエリーを

より美しく演出してくれていました

 

 

チケットは日時指定の予約制です

チケットの購入、休館日の確認などはこちらから!

 

Ⅰ   アール・デコの萌芽

 

アール・デコ博覧会グランプリ受賞作品を含む

ハイジュエリーの数々が展示されています

 

 

展覧会マップを撮影しました

 

細かくて繊細な宝石を丁寧に細工した芸術的な

アクセサリー、時計、バッグが並びます

 

<サヴォアフェール(匠の技)>卓越した職人の手仕事です

1920年代までのものが多く、日本でいえば大正時代

 

日本人にとっても西洋のジュエリーが買えるようになった時代に

日本の影響を感じるデザインの物もあるヴァン クリーフ&アーベルは

憧れのブランドだったのではないかと思います

 

西洋の社交界では

「何も入らないような小さくて美しいバッグ」や

「文字盤が読めないような時計」や

「宝石をあしらったパウダーケース」

を身につけた女性たちがオシャレを競って楽しんでいたのでしょうね💃

 

 

Ⅱ   独自のスタイルへの発展

ヴァン クリーフ&アーペルは繊細で細かい宝石を使うのが特徴の一つですが

1920年代以降

立体的なフォルムのジュエリーが増え、

可愛らしさの中に力強さが加わってきたように思います

 

展覧会マップを撮影しました

 

大ぶりなエメラルドを使ったネックレスをはじめ、

フルーツバスケットを模った立体感のあるブローチ

 

実用品にもなる折り畳みメガネ👓など

ゴージャスな一点物が並びます

 

裕福な方からのオーダーが多かったのでしょう音譜

 

 

 

Ⅲ   モダニズムと機能性

 

社会の変化に応じて制作された、

抽象的な造形美と機能性を兼ね備えた作品が紹介されています

 

 

展覧会マップを撮影しました

 

1930年代以降になると女性の社会進出をする機会が増えた背景を感じさせる

実用品が増えてきたように思いました

 

女性用の腕時計も贅沢な美しさを残しつつも「時間がわかる時計」ですし

ピルケースや口紅ケースなども「ちゃんと入る大きさ」の物が並びます爆  笑

 

また、カメリアのジュエリーが付いたクラッチバッグのカメリア部分が取り外せてブローチとして使えるなど機能的なものが増えてきました

 

宝石を散りばめたデザインから、金やプラチナを多く使ったデザインに変わって来ています

 

1930年代にヴァン クリーフ&アーペルはアメリカに進出していることもあり、

アメリカ的なデザインが増えているように思いました

 

 

Ⅳ    サヴォアフェールが紡ぐ庭

ヴァン クリーフ&アーペルに現代まで受け継がれてきた「サヴォアフェール(匠の技)」の数々が、紹介されています。

 

草花や動物をモチーフとしたジュエリーが織りなす、5つの庭園を巡る体験を楽しめます

 

展覧会マップを撮影しました

 

(左下)ヴァン クリーフ&アーペルらしい細かな宝石を散りばめて

花やリボンをモチーフにしたデザインですが、かなり大ぶりのブローチです

 

伝統を重んじつつ、モダンで大胆な女性に似合いそうなデザインですね

 

(真ん中上)ファスナーをジュエリーにしたのもヴァンクリーフ&アーペルの特徴です

ファスナーの開け閉めを映像で見せてくれています

 

(真ん中下)菊をモチーフとした立体感のある大きなブローチです

曲面に隙間なく宝石を並べる技法はヴァン クリーフ&アーペルの真骨頂ですね

 

(右上)ヴァンクリーフ&アーペルはエナメルのアクセサリーもあります

「大金持ちじゃなくても買える物」も作りはじめている頃でしょうか

 

(右下)1970年代のサンゴのブローチです

この頃から「頑張って働けば手が届く物」が増えてきたのでしょう

 

(メジャーリーガーに人気の)アルハンブラシリーズの展示もありました

ピンクやグリーンや真珠の母貝のアルハンブラは可愛らしいピンク薔薇

 

私は一生、ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーは持てなさそうですが

見ているだけでとても幸せな気分になれました

 

 

 

美術館でランチ 

 

庭園美術館の建物がとても優雅なので

美術館内のレストラン「comodo」さんでランチをいただくことにしました

 

 

黒いボックスにサンドイッチやラタトゥーユが入っていて、ドリンクセットで1550円ニコニコ

思ったよりお手頃かも!?

 

美味しかったです

 

 

 おにぎりアクション

 

 

 

おにぎりアクションに参加しています

おにぎりの写真1投稿につき給食5食が寄付されるそうです

 

今日は「金子半之助」さんの「天むす」を買って帰りました

数年ぶりに「天むす」をいただきましたが

ご飯にまでしっかり味が付いていて美味しいですね!

 

たくさんの給食が届きますように飛び出すハート

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました爆  笑