最近、夏が終わるとすぐに冬のような気温に
なることが多くなってきましたよね。
気温の乱高下に体を慣らすのが大変!
あなたも、体がだるい、眠れない、
気分が落ち込みやすい…
などの症状、出ていませんか?
私も自律神経が乱れやすいので、更年期で
悩んでいる時期は、こういう気候になると
「マジで勘弁して!」
って位しんどい時もありました。
今は日々の養生と、小さな変化が出たら、
出来るだけ早めに対処するようにしています。
そして、中医学的にみても、この「秋の消失」
ともいえる気候は、やっぱり私たちの体に
大きな負担をかけているんですよね。
今回は、中医学の考え方をもとに、この時期の不調
の理由と対策をご紹介します。

●中医学で読み解く「自律神経の乱れ」とは?
中医学でそもそも「自律神経」という言葉はないものの
その働きは「気(生命エネルギー)の流れ」と
「五臓のバランス」に関連すると考えられています。
特に重要なのは、気の流れをコントロールし
感情の安定を担う「肝(かん)」の存在。
「肝」は、体全体のスイッチをオン・オフして
バランスを取る役目をしているので、これが
自律神経と同じような役割をしていると言えます。
ここに、現代の秋特有の2つのストレスが重なると
「肝」の働きが乱れ、自律神経の不調として現れてきます。
① 乾燥ストレス(秋燥)が「肺」を弱らせる
秋の乾燥した空気は「肺」を傷つけると中医学では考えます。
「肺」は呼吸を通じて全身に「気」を巡らせるポンプの役割。
乾燥で肺が弱ると、気の流れが悪くなり
「肝」に余計な負担がかかります。
エアコンのファンが、ほこりで詰まったような状態。
全身の調整機能がうまく回らなくなり、
疲れや気力の低下を感じやすくなります。
② 急な冷えストレス(寒邪)が気の流れを止める
夏の身体が慣れないうちに訪れる急な冷えは
体の中の「気」や「血」の流れをギュッと固めて
停滞させやすくなります。
特に「肝」は気の流れを司るので、この影響を
真っ先に受けやすく、イライラや憂うつ感
といった情緒の不安定さ、筋肉のこわばり
などを引き起こします。
つまり、”乾燥で「気」が不足し、冷えで「気」が止まる”。
このW攻撃によって、「肝」がオーバーワークになり
自律神経の乱れに繋がるのです。

◆今日から始められる3つの養生
養生と言っても特別なことをしなくても大丈夫。
手軽に生活に取り入れられる3つのことを意識するだけで
身体は確実に整うようになっていきますよ~。
①潤いを補い、「肺」を補う
乾燥から身を守り、消耗した潤いを取り戻しましょう。
・ 梨、百合根、白きくらげ、豆腐などの”潤い食材”を
積極的に食事に取り入れる。
・ 乾燥から身を守るためマスクや加湿器で喉と鼻を守る。
(↑これは、もはや当たり前かも)
② 身体を温め、流れを良くする
急な冷えから身を守り、気血の巡りを促進しましょう。
・ 生姜、ねぎ、シナモン、エビなどで内側から温める。
・ お風呂にゆっくり浸かり、冷えやすい首元や足首は
マフラーやレッグウォーマーで保温する
→「3首を温める」のは養生の基本!
③気を補い、心と体をゆったり・しっかりと休める
オーバーワーク気味の「肝」を労わるため、消耗した気の補給を。
・ お米、山芋、鶏肉、きのこ類など、温性食材で気をしっかりチャージ。
・ 深呼吸を意識し、就寝前はリラックスする時間を作る。
頑張りすぎないことが一番の養生!
この時期の不調は、あなたの体が
「そろそろ冬支度のスイッチを入れて」
と教えてくれるサインでもあります。
季節の変わり目は、大気の気も人の(心身の)気も乱れがち。
とにかく、「ホッ」とする時間を短時間でもよいので
意識して作ってみましょう。
忙しいときこそ、まずは温かい飲み物を一口。
ゆっくりと味わって「フーッ」て息を吐いてリラックスしてくださいね。
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