「私、ボイトレの先生になれますか?」
「なれるよ」


「ホントですか!?」
「やる気次第だ」


「でも、私、歌手でもないし、声の仕事やってるわけじゃないんですけど、それでも大丈夫ですか?」
「うちの相棒の吉武だって、声のことは未経験の主婦だったけど、今じゃ日本中で活躍するボイストレーナーになったよ」


「でも、それは彼女が特別な才能があったからじゃないですかね?」
「そうだね。面倒見がすごくいいし、自然と人が集まる人だよ。明るいし、教えるのがすごくうまいし、もともとスピーチ大会で優勝するくらい話が上手かったよ」


「やっぱり、、じゃあ、特別な才能がないとなれないってことですか?私はそういう経歴ないですし、、」
「ならムリなんじゃない?」


「え?!さっき、私でもなれるっておっしゃいませんでしたか?」
「自分の才能を見つけて認められない人には、他人の才能を引き出せないから、ソラオトの先生は出来ないよ。」


「う・・・」
「勘違いしていたようだね。ソラオトの先生の役割はね、関わる人が本来持っている役割をさらに発揮できるように手伝うことなのだよ。自分が出来ないことは、他人も出来ないさ。」


 
「そうなんですね、、」
「ボイトレ技術は、勉強して練習すればある程度誰でも身につけられるよ。だから、姿勢が大事なのだよ。在り方がね。」


「どんな在り方ですか?」
「他人のお役目をさらに発揮して、その人がますます世の中に分かち合われるようにお手伝いするってことさ。それって、心の余裕がないとできない。心の余裕は、自己肯定感高いと自然とできるね。」


「はあ。応援する人ってことですか。」
「ある意味では。」


「それなら出来そうです!歌うこととかスピーチに自信ないですけど、人の応援なら結構やってきました」
「でも、やっぱ、教える内容は最低限身についてないと、相手が教わる気にならないよ。」


「う・・・なら、やっぱり私には難しいですか?」
「やる気次第だよ。話ヘタな人から話し方習おうって人はいない。歌ヘタな人から歌習おうっていう人もいない。一朝一夕では上手くなれないから、コツコツ練習を積み重ねることが必要。」


「そういう歌とか話し方とかのパフォーマンス下手だと先生にはなれないってことですかね。」
「不可能。だいたいね、先生が練習したり努力してないのに、生徒が練習して努力するわけないよ。子育てと同じさ。親がぐうたらしてるくせに子供に習い事押し付けてるようなナンセンスだ。」


「・・・どうすれば上手くなれますか?あの、ホンネを言うと、私、相川さんや吉武さんみたいに自由に軽やかに生きたいんです。世界中飛び回ったり、好きな歌を気持ちよさそうに歌ったり、そんな生き方出来たらサイコーじゃないですか!」
「まあね」


「よく言いますよね、朱に交われば朱に染まるって。ソラオトの先生になれば、そういう生き方に身近に触れられるかなって。そしたら私にもそういう生き方が出来るんじゃないかって思うんです!」
「かもね」


「だから、そのために必要なことだったらがんばりたいんです。努力するつもりです!」
「うむ。努力は必要だが、ふんわりリラックスしてる方が声は出るぞ」


「あ、わかりました。ぶらぶらぶら」
「むむ。既にそのワザを体得していたか、、、」


実に三年ぶりに、ソラオトのボイトレの先生を育てる講座が復活することになりました。

この三年は、イタリアのアーティスト活動に専念してたんで、、、
去年の夏からようやく活動が軌道に乗ったので、そろそろ復活!

先生育てる講座やるとなると、すっごいエネルギー使うので、充電しておりました。

ソラオトとしては、声の先生にはいくつかの段階が必要だと考えてます。
ということで、初段、二段、三段と名付けました。


小学校、中学校、高校、大学、大学院のように、教える内容とレベルに応じた先生がいるのが便利だなと。

ひらがな漢字の読み書きと算数ができる小学校。これは、ボイトレでいうと、声についての基礎知識。体の使い方や呼吸ワークです。

高度なスピーチメソッドや、専門的な歌唱法は、学校教育でいうところの大学レベル。

今回、三年ぶりに募集するのは、ソラオト準師範初段といいます。

これまでは、小中高をいっきに学ぶようにしていたのですが、これだと受講者が習得するのがかなり困難だった模様。

なので、今回からまずは小学校を卒業してもらうよう、声のメソッドのエッセンスを絞ったものから始めます。

小学校のテストなら、さすがに誰でも高得点取れるかと。

中学校三年生の試験と言われると、少々難しいと感じる方も多いのでは?
一流大学入試の問題となれば、、、、ちんぷんかんぷん。


こういう風にレベルを細分化したおかげで、非常に教えやすくなりました。

同時に養成講座を受ける側としては、ものすごく受けやすくなったようです。
何しろ、3年前は、初心者がいきなりピアノ弾いたりスピーチや歌の高度なテクニックまで習得しなくてはいけなかったので、、

今回募集するソラオト準師範初段は、ボイトレDVD初級の内容を教えられるようになるのがゴールです。
最初の一歩。

しかし、あなどることなかれ。

このDVD初級の内容だけでも、人生が変わった!という声が後を絶たないのですから、、