■○○の秋 | 通勤快速≡の【観察眼ブギィ】    

■○○の秋



いやぁ、何だか本屋の店頭にゃ、
すっかり年賀状関連の本が幅ぁきかせちまってるねぇ。

早くもそんな準備をしなきゃいけねぇ時期だってェ事ですなぁ。



まァ、この年賀状と言えばですねぇ、
実ぁおいら、ここ数年は子供も生まれて、
すっかりPCという文明の利器に頼っちまってますがねェ、
こう見えても(?)それまでは例年、
その年にちなんだ(あるいは正月らしい)賀状を、
多色刷りの木版画で作成してたン。



題材、配色を決めて版木にトレースし、
彫っては刷り、刷っては彫ってで修正を繰り返し、
薄い淡い色から段々と濃い色へ、何色も重ねて完成させるン。



最後に輪郭なんかの黒で〆るんだけど、
積み重ねていった作品が出来上がるってのは実に気持ちいいもの。
おいらにとって、この作業は冬の恒例行事だったってわけです。
(はじまりは小学生の頃だったからねぇ。)





ンなもんだからね、
版画ってぇのには多少は興味あるン。
「東海道五十三次 」だとか「冨嶽三十六景 」だとかってぇのは
むしろ大好きで、じっと見てても飽きないねぇ。



ってんで、ある日、
電車の中でしびれる広告を発見!





そして先日ついに行ってきたぜっ!!!!!!!
















































HOKUSAI展   葛飾北斎展






北斎展 !











まぁね、基本的にねぇ、
何もわかっちゃいねぇんですよ、版画の事なんか。



所詮は趣味の範囲、自己流ですからね。
ましてや「葛飾北斎」ってぇ人についてなんて、
社会の時間や美術の時間に習ったっていう、
超基本的な事しか知らねぇんですからね。





でもねぇ、本物の作品を見てみたい!生で触れみたい!
ってんで、どうしても見に行きたかった!
(特に超有名な「凱風快晴 」と「神奈川沖波裏 」はね、本物を見たかった。)





で、先日ようやく見に行けたってェ訳です。





まぁね、北斎ってぇ人に関して
事前の予備知識ってぇものもなく足を運んだもんだから、
現場で作品を見て「へぇ~」って思うことも多かったン。



例えば若い頃の作品の中では結構「花魁(おいらん)」が多い事。
意外と得意だったみたいですな。



あと、おいらが言うのも何だけど、
版画だけではなく、普通に肉筆の絵も上手いし、書(字)も上手い。
まさにオールラウンダーな芸術家だってぇ事。



「北斎漫画」ってぇ江戸の日常の挿絵集みたいなのも残していて、
どれも小さいスペースの中に人々がもちろん版画で描かれていて、
表情も非常に豊かで、それでいてすごく躍動感が伝わってくる作品だってぇ事。



あと、作品としてはやはり「冨嶽三十六景」ってぇのが有名ですが、
「琉球八景」って当時の琉球の様子を版画にしたのがあるんだけど、
実際には北斎は琉球は行った事が無ぇってんだから面白い。
琉球の事が描かれた書を元に作ったってぇ事らしいン。



いやぁ、挙げていったらキリが無いね(笑)






それにしても同じように考えている人も多かったみたいで、
この日も平日だったのに、すごい人!人気があるんだねぇ。
老若男女、日本人、外国人、ホント沢山の人が
それぞれ色々な角度から鑑賞してやした。



いやぁなんというかね、も少し人が少ない状態で、
ゆっくりと見ていたかった気もするけど、
久しぶりに非常に満足感のあるひと時を過ごせたねぇ。
(その間、娘っ子と嫁っ子は隣の上野動物園で満足♪)




























何てぇんですかい?




こういうのが「芸術の秋」ってんですかい?(笑)