田舎暮らし
今朝、ニワトリの声で4時45分に目覚めました。
私が通常起きるのは6時。まだ、1時間以上も早すぎます。
ニワトリは、5時25分まできっちり40分間鳴き続け、その後ぴたりと黙り込みました。
いまさら黙り込まれても、すぐに眠れるものでもありません。
仕方ないから、意味もなく早起きしてしまいました。
昨日から嫌な予感はしていたのです。
昼間、突然ニワトリの鳴き声が聞こえてきました。
それも、ごく近所から。
嘘でしょ!いまどきニワトリなんて。
声の方向は、どうもお向かいのお宅。
でも、あちらはお年寄りのご夫婦2人暮らし。
うるさ過ぎる我が家にひきかえ、いつも物静かに暮らしていらっしゃいます。
鳴き声がやむと、ニワトリのことはすっかり忘れてしまっていました。
でも、ニワトリだもの、朝鳴くのがお仕事。
40分のフルコーラスに、何人の人が起こされたやら。
幸い子供たちは、気がつかなかったようで、朝の話題にのぼりませんでした。
私もあえていいませんでした。
息子はとても神経質な所があるので、そんな話をしたらきっと明日の早朝から目を覚まし
「ニワトリの声で目が覚めた」
と大ブーイングに決まっています。
それにしても、ニワトリ。
私の住んでいるところは、一応福岡市内。
都市高速を使えば、天神にだって20分で着いちゃいます。
でも、田舎といえばかなりな田舎なのです。
我が家に来たヒロちゃんが
「ここは、福岡市というより、福岡郡○○町と言った方が良さそうね」と感想を述べていました。
家の周りに、まだ田んぼが残っています。
畑もあります。
駅前にはJA(農協)もあります。
実は、市街化調整区域。
土地を宅地に転用したり、建物を建てるのが厳しく規制されている結果、田畑が残っているのです。
田や畑の持ち主たちも、土地がさらに値上がりすることを期待して、今は手放そうとしないようですし。
ですから、我が家から駅に向かう一部の地域だけが、田舎のまま取り残されています。
駅まで裏道を車で行くときは、一旦停止が3回あるだけで、信号はまったくありません。
3分で着いちゃいます。
駅の真裏に駐車場を借りています。
この駐車場代、驚かないで下さい。
駅まで1分というのに、月5千円!
ここに越してくる前、中央区の薬院に住んでいましたが、マンションの近くの駐車場代が月2万円。
薬院駅から歩いて7分の所でした。
まあ、10数年前の話ですが。
それでも、当時東京は7万ぐらいだと友達が言っていましたから、福岡は安いと思っていました。
でも、上には上が。
しかも、この10年5千円のまま。
最近は天神や博多駅にも車で出かけることが多いですが、5千円なのでなんとなく借りたままにしています。
天神はさすがに高くて、30分250円ぐらいが相場です。
それでも、安い? 高い?
まあ、地域で格差がありますからね。
そんな風で、タイムスリップしたような田舎暮らしを満喫しています。
我が家がここに引っ越してきたのは、息子が幼稚園の年長の夏休み、5歳でした。
娘は2歳。
息子の方は、薬院に住んでいたときの記憶が少しあるようですが、娘は全く覚えていません。
引っ越してきた当初は、子供たちとよく散歩にでかけました。
畑の野菜を指差しては
「ほら、あれがジャガイモ。あれが大根。オクラはあれよ。あんな風にオクラができるなんて、知らなかったでしょ。
それにしても、野菜の花って可憐で綺麗だわ!」
子供たちは私の
「野菜の花って可憐で綺麗だわ」
を聞き飽きて、散歩をだんだん嫌がるようになってしましました。
だけど、野菜をじっと見ていると、すごく感動しますよ!
息子は稲作に熱中しました。
田植えの後、田んぼに予備の稲苗を残しておくのですが、それにも余った苗はあぜにぽんと置かれ、次第に枯れてしまいます。
息子は、小学校帰りにそれを発見し、いそいそと持ち帰りました。
そして水槽に植え、毎年稲を育てました。
たしか、小2ぐらいから、中学に入るまでやっていたような気がします。
そんな田舎だから、ニワトリもあり?
そういえば、今日はまったく鳴きませんね。
今朝大騒ぎしすぎて、彼には悲しい運命が待ち受けていたのかな?
それとも・・・
明日の朝が、ちょっと怖いです。