自分を大切に扱うとは | あなたが変われば世界が変わる~自信が無い・自分が嫌いという人のための自分と仲直りするためのヒント~
● 自分を大切に扱うとは

心理カウンセラーの赤尾達也です。

何度か同じような話を書いていますが、あらためて書きます。


例えば、あなたが誰かに、自分が持っているオモチャを見せて手渡すとします。

その時、「これ、安物で大したものじゃないし、あんまり好きじゃないんだ」と言って、雑に手渡したらどうでしょう?

それを受け取った人は、そのオモチャをどんな風に扱うと思いますか?

「へえー、そうなんだ。そういえばあんまりいいものじゃないな」と感じて、きっとあなたが扱うのと同じように、雑に扱うと思いませんか?


では逆に、「これ、すっごく高価で大事にしていて、私大好きなの」と言って、とっても大事そうに手渡したらどうでしょう?

受け取った人は、「そうなんだ。そういえばなんだか素敵な感じがするね」と、あなたが扱っているのと同じように、とても大切に扱ってくれると思いませんか?


実はこれは、オモチャの話ではありません。

あなた自身の話です。

あなたがあなたをどう扱っているか、という話なんです。


あなたが自分を扱うのと同じように、他人はあなたを扱います。


だからもし、あなたが誰かからひどい扱いを受けているとしたら、あなた自身があなたをそう扱っていることに気づいてください、ってことです。

あなたが、自分はそんな風に扱っていないと思っていても、他人からのそういう扱いをあなたが受けいれていれば、同じことなんです。



嫌なことをされて、黙って我慢しなくてもいいのです。

やめて!と言ってもいいのです。

助けて、と誰かに助けを求めてもいいのです。

逃げてもいいのです。

もちろん、やり返したっていいのです。


理不尽な扱いを受け入れてはいけません。

あなたがあなたを守ってあげてください。


また、他人に遠慮して自分の感情や意志を抑え込まなくてもいいのです。

好きなものは好き、欲しいものは欲しい、やりたいことはやりたい、と言ってもいいのです。

遠慮や我慢も度が過ぎれば、自分をおざなりにしているということです。



ではなぜ自分を粗末に扱ってしまうのでしょうか?

これは、子供の頃、親や仲間から大事にされなかったことが原因です。

もしくは、親は親なりに大事にしていたかもしれませんが、あなたがそう感じられなかったということです。

暴力や虐待はもちろん、無関心や放任、忙しくて構ってもらえなかった、兄弟で差別された、などの状況によって、家族や家での居場所が無かったりすると、自分の存在価値や自尊心が低くなってしまいます。

そうすると、自分を大切な存在だと思えないわけです。

自分のことを優先になんてとてもできません。


成長して大人になっても、イジメにあったり、仲間外れにされたり、浮気や二股されたり、DVを受けたりしても、心の奥底で、そういう扱いを受けても仕方がないと思ってしまうんです。

というより、そう思っているからそういう目に遭いやすくなるんです。

極端ですが、「生まれてきてごめんなさい」というほどの強い罪悪感を持っていると、事故や病気になったりして、生死に関わるような出来事に遭遇しやすくもなります。


なので、

過去幼い頃、親がどれだけあなたをぞんざいに扱ったのだとしても、あなたが同じようにあなたを扱ってはいけません。

親があなたを大事にしなかったからといって、あなたまでもがあなたを粗末に扱う必要はないのです。


そして、他人に対してもそれを許してはいけません。

あなたを大切に扱わない人とは距離を取っても構わないのです。

むしろその方がいのです。

あなたはあなたを、そしてあなたの気持ちを大切にしてください。


あなたは自分を大切に扱っていますか?


今日も読んでいただきありがとうございます。