先日、ブログを始めて一周年記念を迎え、
今後のブログの記事について、
興味がある事、質問などを
受け付けていました。
そのアンケ-トで、機内通訳についての
質問がありました。
「機内通訳」って何?
そんな声が聞こえてきそうです。
私も、2社目の会社を解雇され、
2週間後には出社しなくていいと
通達を受けて、もぬけの殻になり
頭が真っ白になっていた
24歳の時。
東京で一人暮らしをする私。
何とか仕事をみつけようと、
転職しなければ、願わくば
自分に合った職種、天職に
出会いたい!!
そんな思いで就職活動を
再開していたころ。
英字新聞で「機内通訳」という求人広告を
見るまでは知らなかった仕事です。
今日は、この「機内通訳」について
少し書いてみようと思います。
以前にも記事にしていました、
機内通訳ってどんなことをするの?
是非読んでみてください。
私が以前働いていた、アメリカの航空会社。
その時には、機内通訳という
職種がありました。現在は、
その職種自体がなくなっています。
外資系の航空会社、
シンガポ-ル航空、オランダ航空、
キャセイパシフィック航空、
カタ-ル航空、色々ありますが、
現在私が知る限りでは、
機内通訳という形での採用はなく、
全てCA(フライトアテンダント)
客室乗務員としての
採用になっているようです。
私が現在勤めているフランスの航空会社。
採用されている日本人は、
全員キャビンアテンダント。
他の国籍でCAが採用されているのが
日本人とブラジル人だけです。
中国人、韓国人も在籍しているのですが、
これが、以前アメリカの航空会社で私が
やっていた「機内通訳」です。
基本的には、キャビンアテンドがする仕事。
重いカ-ト(結構大変、お蔭で腕は凄い筋肉です!)
をひいて、飲み物サ-ビス、
食事のサ-ビスはしません。
アナウンスをしたり、
お客様と外国人乗務員との
間をとりもつ、橋渡し、
通訳の仕事をするのが
メインの仕事です。
正社員のキャビンアテンダントは、
外国人の私も、フランス人の私も
待遇はほぼ一緒です。
フラン人と違う待遇、条件は、
日本人の私たちは、
主に日本の路線を飛ぶこと。
また、いつくかの別の手当があります。
日本に帰省する際に頂くチケット。
海外に駐在している方が
日本に帰省する際にチケットを
会社が準備してくれるのと
同じですね。
会社により、エコノミ-クラスで
帰省か、ビジネスクラスか?
年に何枚準備してくれるか
違うようですね。
また、東京、大阪便があるときは、
実家に帰ったりすることが
許されています。
実家が九州の私は、
フランス人と一緒にホテルに行き
のんびり滞在を過ごしています。
もしくは、滞在が長い時は、
大阪に滞在しながら、
福岡まで遊びにいったりもします。
実家に帰れる先輩、同期は
ご両親などにも毎月あえます。
これは、本当に羨ましいです!
私達は、海外ベ-ス、パリベ-スです。
ということは、フランスが
ロテ-ションのスタ-ト。
パリ~羽田~パリで一つの
ロテ-ションが終了。
パリに戻り、そして家に帰ります。
日本に住んでいるCAもいますが、
フランスでロテ-ションが終われば、
そのまま夜の便でとんぼ返りの
飛行機で12時間の通勤で帰宅する。
そんなCAもいます。
機内通訳の韓国人、中国人の方は、
私達と若干ユニホ-ムも違い、
中国~パリ~中国という
ロテ-ションになります。
パリにいるときは、ホテル住まい。
ベ-スは、中国、韓国というのが
大きな違いです。
またお給料なども、本国の
貨幣で払われます。
私達は、お給料は全てユ-ロです。
会社によっていは、一部現地の通貨。
残りは円で払われたりという場合も
あるようです。
私が、成田ベ-スで機内通訳として
働いていた時は、円でお給料を
頂き、日本の年金を積み立てていました。
今は、フランスで採用されています。
年金もフランスでの積み立てになります。
フランス、日本と両方積み立てている人も
います。
私は、フランス人と結婚したこともあり、
老後もフランスであろう、また
日本の年金を払うよりも、
追加でその分を別に積み立てを
し他方がいいと思い、毎月
少しではありますが、別に
積み立てをしています。
お客様からみたら、機内通訳も
キャビンアテンダントも
違いは分からないかもしれませんね。
アメリカの会社で
機内通訳で働いていて大変だったこと。
お食事のサ-ビスカ-トをひかないで
いい分、体は楽でしたが、サ-ビスで忙しい
CAには声をかけにくいので、
お客様に呼ばれやすく、クレ-ムを聞く、
対処することばかりだったこと。
はっきりいって、クレ-ム係でした。
また、アメリカ人の対応の悪さで
満足しない日本人のお客様の
対応するのが専門。
結局は、アメリカの労働組合の関係で、
日本人CAを採用して太平洋路線に
乗務させることができませんでした。
(なぜか、日本、アジア路線には
日本人乗務員が乗務しておりました)
苦肉の策で、機内通訳という職種を作り、
日本人のお客様が多い、アメリカ、日本の
路線に乗務させる必要があったようです。
通訳という形ではありますが、
その裏には日本人お客様の満足度を
少しでもあげる。クレ-ム対応。
また、会社側からみると、
アナウンスをするだけ、
通訳だけのため乗務させるのは
もったいない。
他にも、やって欲しいことは
ありますね。クレ-ム対応、
VIP対応、マイレ-ジ会員の勧誘
(どんどん通訳以外の仕事も増えてました)
また乗務以外でも、イベントに参加させられたり、
マルチで何でもしなければいけませんでした。
25歳で入社した私は、外資系の仕事の
やり方、外国人の同僚、色々と経験、
コミュニケ-ション能力不足もあり、
お客様のクレ-ムの対応、同僚との
やり取りでもにかなり苦戦しました。
今思うと、まだまだ女性の私たちに
横柄な態度のお客様が多かったのと、
サ-ビス業の人に対して接するときの
態度、お客様自身のマナ-も
かなり悪かった時代です。
40代になり、その分経験も増えたからか、
年を重ねたからか、横柄な言い方をして
クレ-ムする方は、今ではほとんど
いません。
もしかしたら、アメリカ路線に
いるお客様、パリ路線に乗られる
お客様の層の違いもあるかも
しれません。
こんな言い方をすると
語弊があるかもしれませんが、
ハイシ-ズン、ロ-シ-ズンで
お客様の違いが顕著に現れます。
サ-ビス業についていらっしゃる方は、
この違いがよくご理解して頂けるのでは
と思います。
特に、ハワイ路線だと、
バカンスで、また海外に慣れていない
初めての旅行者も多かったです。
当時は、20年以上も前、90年代の
話です。現在のハワイ路線が
どのような感じかはわかりません。
もちろん、お酒もはいるので
対応に困ることも多々。
からんでくるお客様も
いらっしゃいます。
仕事なので、泣いてはいけないと
思いますが、コッソリと
トイレで泣いたことあります。
若かったですね~(笑)
また、ご存じない方もいるかもしれませんが、
今はもうなくなったでしょうか?
機内で書く入国書類。その書類を配り
書くお手伝いをすることも仕事の一つでしたが、
記入漏れ、不備などあると、会社に
アメリカの入国管理局から会社に
罰金もあったのです。
機内で、書類を配る。
これも、一人で300名から配り、
英語のわからない、中国人、
韓国人、説明できないので、
代わりに記入してさしあげたり。
一応日本語の機内通訳でしたが、
研修では、簡単な中国語、
韓国語の勉強もあり、
何とか、機内でよく使う言葉を
駆使して書類を書くために
コミュニケーションを取ったりも
していました。
そして、60人ほどいるビジネスクラスの
お客様のお食事のオ-ダ-を取ったり
する仕事もかなり大変でした。
折角、オ-ダ-をとって、
何とか、お客様に誤り、ビ-フを
和食に変えてもらったりしたのに、
和食を、ぜんぜん違うお客様に
渡してしまうアメリカ人クル-。
またまた、2重で謝りにいったり、
もう、謝ってばかりの機内通訳の
仕事でした。
また、イレギュラ-、飛行機の故障、
一度ゲ-トをでてから、不具合で
ゲ-トに戻って修理。
これが多かった会社。
飛行機が古かったのだと思います。
到着する際に、エンジンが故障・・
消防車が待機しての緊急着陸も経験
しました。
もう、アナウンスで何といっていいやら・・
時には、咄嗟の緊急のアナウンス、
カジュアルなスタイルの英語のアナウンスを
綺麗な日本語、敬語、またアナウンスに
適した日本語のアナウンスに訳するのが
大変、また時間をおかずに、英語のPAの
後にすぐに日本語のアナウンスをしなければ
いけません。かなり苦労もしましたね。
先輩と一緒のフライトだと、
「やちさん、早くアナウンスいれてください!」
急かされると、頭で日本語がまとまる前に
ぶっつけ本番状態です。
先輩に聞かれてると思うと、
緊張します。
緊急以外でも、37000フィ-トをメ-トルに、
機体の重量をポンドからキロに
こんな計算も数を書き留めて、
計算して、アナウンスしたり。
パイロットにより、細かく
アナウンスする人もいると
大焦りでした。"(-""-)"
6年弱ほどの機内通訳としての経験ですが、
ハプニングの多い乗務経験です。
13年たつフランスの航空会社での
CA乗務経験、ほとんどイレギュラ-、
大幅な遅延がないのが凄い!!
遅延、結局出発できなくなり、
延泊するということも私たちはあります。
アメリカ滞在で一人切りで延泊も
結構ありました。13年の間で、去年の
ニュ-ヨ-ク便、数年前のお正月に延泊
この2回だけです。 機材の関係か、
メカさんの腕がいいのか・・・??
おかげで、基本のアナウンス以外の
対応には大分、アドリブもできるようになり、
貴重な経験をさせてもらいました。
以前のブログ記事、そして、今回の
記事で、少しは機内通訳という仕事について
理解いただけたかな・・・と思います。
世の中には、知らない職種というものが
沢山存在しますね。
特に、機内通訳というのは身長制限が
ないのがビックリ。乗務する仕事ですが、
私は、158CMないのですが、
私よりも、小さい153CMくらいの同期
もいました!!
この身長制限がないのに、乗務できる!
この機内通訳の経験があったことから、
その後のCA就職活動で有利に働きました。
体が小さいということが、採用する会社も
そんなに気にならなかったようです。
もちろん、身体検査のときは
ドキドキでしたが・・・
知らない職種もありますが、
私が若い時にはなかった、
今まで存在しなかった、
新しい仕事、職種も作られていますね。
今の子供たち、将来の夢を聞くと、
「ユ-チュバ-」という
子供もいるそうですね。
それとは逆に、
今まで存在した仕事が
なくなるということもあります。
常に、スキルアップ、世の中の動きに
注目することも大切ですね。
パリベース現役客室乗務員としてフライトしながら
<キャリア&ライフアドバイザ->
としても活動しております。
初めての方
→ プロフィ-ルをご覧ください!
インスタグラム始めました♪
https://www.instagram.com/yachi.ca/
コックピット,操縦席からの一枚。
フランス生活、子育ての写真などなど
興味ある方覗いてくださいね
単発カウンセリング90分
5000円(42ユ-ロ)
パリ対面、オンライン
ご興味ある方 ↓
興味ある方は、ご登録ください。
こちらからカウンセリングメニュ-
価格表をご案内します。
小人数の募集なので、ご登録者
の方々から優先にてお声をおかけします。
↓ クリック
https://ssl.form-mailer.jp/fms/62514808541476
受講者の感想 ↓
https://hama-sush-jp.pro/tanpopofrance/entry-12342421819.html
*すっかりこのロゴをつけるのを
忘れていたら、ランキング大幅ダウン。
上位10位以内ランキング復活を目指しています!
一位復活を目指しています。