スコットランドの夏の風物詩のひとつ、

エジンバラ・フリンジ

Edinburgh Festival Fringe )、

ただいま絶賛開催中


『エジンバラ国際フェスティバル

Edinburgh International Festival )』という

格調高い演劇の祭典が

大劇場で開催されている

その横というか周辺(Fringe)で

「大劇場から招待は受けていないけど、

ま、勝手に公演をさせていただきます」

と世界各国から集まってきた

役者・大道芸人・ダンサーが

街中のありとあらゆる場所を舞台として

大騒ぎを繰り広げる夢の数週間。


今年のフリンジは8月3日に開幕。


・・・五輪日程と見事にかぶっておりますが

そこらへん人出的に大丈夫なのかしら?

との懸念を抱えつつ

エジンバラに向かったのですが、

どうやら大丈夫だったみたい!


スコットランドひきこもり日記-午前中ならこんなものか


スコットランドひきこもり日記-平日だったしね

・・・が、例年よりは

ちょっと混雑が軽い気がする・・・


しかし逆を考えればこれは

フリンジ・デビューには

最適の年といえるのではないか!

チケットの手に入れやすさ的に。


屋内会場に入らずとも、

朝から晩まで大道芸を眺めて歩くもよし。


スコットランドひきこもり日記-この人は人気でした


路上に設置された『広告用舞台』で行われる

客引き用パフォーマンスを観てまわるもよし。


スコットランドひきこもり日記-オーウ 着物ビューティフルデース


ちなみにこちらは日本から参加の

『真紅組』の皆さん、出し物は

Merry WIves of Osaka 』、

今度の土曜日18日までお昼の12時から

『Cヴェニュー』にて公演中。


使用言語は日本語(大阪弁)だけど

字幕もつく予定なので問題ない!

という噂を聞いたので

夫(英国人)と出かけたら

・・・うん、字幕、なかった。


それもまたフリンジ!


「でも楽しかったですよ、

言葉はわからなくても役者さんが皆

上手なのはわかったし(Obviously Good)、

動きがとてもエンスージアスティック

(Enthusiastic)な感じで」


「あ、そう?ちなみに話の筋は

何パーセントくらい理解できた?」

「うーん、20パーセントくらい」


2割か!


こちら、シェイクスピアの

『ウィンザーの陽気な女房たち』と

『ヘンリー4世』をかけたコメディで、

お金目当てで商家の奥さん二人に

同時に手を出そうとする

駄目浪人のお話となっておりまして、

物語の序盤に浪人が狙っている

『お金持ちの奥さんその1

(明るい着物の色)』

『お金持ちの奥さんその2

(濃いめの着物の色、

老けて見えることを気にしている)』

そして

『お金持ちの奥さんその2の娘

(娘役なので初々しい格好をしている)』

『お茶屋のおかみ

(おかみっぽい格好をしている)』

の4人が同時に舞台に並ぶという

場面があったのですが、

我々日本人の目には

それぞれ4人の違いは明らかなところ、

哀れ外国人である夫の目には

4人が4人とも全員

『若くてきれいな女の人』

に見えてしまったらしく

「え、ごめん、あれ?女の人の数が

話の流れとあわなくない?

そうか、この上っ張りを着ている人は

あいびきの手引きをする人だ、でも

・・・どーして奥さん役の人が3人いるの?

2人だよね?あれ?」

となってしまった、とのこと。


「でもねえ、僕はちゃんとあの

『悪いお侍』であるデブ

『奥さんその1の亭主』である

嫉妬深い男の役柄は理解しましたよ。

そもそもあのデブは・・・」


なあ、すまない、公の場で

デブデブ連呼するのは止めてもらえんか、

確かに天狗役のお姉さん方

(この二人のセリフは英語だった)が

彼のことを『ファット』呼ばわりはしていたが。


しかし言葉がわからないのに

ちゃんと『嫉妬深い旦那』の嫉妬の理由を

理解できていたのは驚きだ、

君の勘が鋭いのか

それともそれが役者の力というものなのか。


あと、途中で悪いお侍(ファット)が

奥さん方二人に恋文を届ける場面、

夫はその恋文を

『果たし状』か『業務契約書』と理解して

はまらなくていい誤解の沼にしばし

どっぷりとはまってしまったらしいです。


「果たし状はともかく業務契約書って何だ

「いや、だから僕もおかしいと思ったんですよ、

でもほら、恋文にしては見た目がすごく

ビジネス文書っぽかったじゃないですか!


ああ、まあ確かに四角い和紙を

折り目正しく折ってあったからねえ・・・


というわけでエジンバラ近郊にお住まいで

日本の小劇場風喜劇舞台が恋しい貴方、

お昼12時にC会場へゴーよ。


スコットランドひきこもり日記-この看板の手前の階段を下に降りると入口


会場入り口前にきれいな庭があって

そこでコーヒーと軽食も食べることが可能よ。


あと、そこの庭にあるチケット売り場は

昼間は比較的すいている様子なので

覚えておくと便利そうよ。


お祭りが終わる前に私はもう一度

今度はダンス系の公演を

観に出かける予定です。



真紅組の舞台には時々わがブログの

コメント欄に登場なさる某様も出演中


愉快な大道芸人

および客引きの皆様の写真は

明日にでもまとめてアップするつもりです


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